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目次
すばらしきフンコロガシ
本能のかしこさ
本能のおろかさ
未来の観察者
わたしの学校
著者等紹介
ファーブル,ジャン=アンリ[ファーブル,ジャンアンリ] [Fabre,Jean‐Henri]
1823年南フランスのルーエルグ山地の村、サン=レオンに生まれる。幼少時代から自然に親しむ。小学校の教師時代、児童の行動から昆虫の生態に興味をもち、中学校の教師時代に本格的に博物学を学び始める。狩りバチの研究で科学アカデミーの実験生理学賞を受賞。教職を離れたのち、観察を続けながら『昆虫記』を第10巻まで書き上げる。1915年没
奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
1944年大阪府に生まれる。東京大学大学院修了。埼玉大学名誉教授、NPO日本アンリ・ファーブル会理事長、ファーブル昆虫館「虫の詩人の館」館長。著書に『ファーブル昆虫記ジュニア版』(集英社/産経児童出版文化賞受賞)『楽しき熱帯』(集英社/サントリー学芸賞受賞)など多数ある
ヨシタケシンスケ[ヨシタケシンスケ]
1973年神奈川県に生まれる。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。『りんごかもしれない』で産経児童出版文化賞美術賞などを『もうぬげない』でボローニャ・ラガッツィ賞特別賞などを『このあとどうしちゃおう』で新風賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
102
ファーブルの昆虫記の中から比較的子供に理解しやすい部分を取り出してくれています。私は小学生のころに、写真入りの本を読んで「フンコロガシ」の部分だけは印象深く覚えていましたが、細かいところまで絵は覚えていませんでした。読んでいて奥本さんの訳はわかりやすく、全体を読んでみたい気にさせてくれました。2024/03/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
世界ショートセレクション。以前5年生にシリーズの1部を紹介したので未読の本を読んでます。『 すばらしきフンコロガシ / 本能のかしこさ / 本能のおろかさ / 未来の観察者 / わたしの学校 』2022/03/20
ムーミン2号
10
「すばらしきフンコロガシ」「本能のかしこさ」「本能のおろかさ」「未来の観察者」「わたしの学校」の5編が収められたファーブルさんのショート・セレクション。後半2つは自身がいかにして博物学者になったか、なれたかが記されており、幼い頃から生き物や植物に人の何倍、何十倍もの関心があったことがよくわかる。天賦の才としか言いようがない。あとの3つは昆虫を観察し、時に実験して得られた事実を記述したもので、論文調でなく物語のように記述されているため、非常にわかりやすい。ノーベル文学賞の候補にもなったのは伊達じゃない。2021/06/14
ekoeko
5
「昆虫記」からセレクトされた5編。昆虫の行動を理解しようと熱中する姿は好きな事をしている姿だと思った。2021/07/10
海さん
4
フンコロガシの生態が面白かった。要領が良いのか悪いのか(笑)。後半はファーブルの自叙伝。遺伝ではなく環境がファーブルを育てたのね。そして息子のエミールにちゃんと遺伝しているのが面白い。2022/07/03
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