内容説明
トガリ山のてっぺんをめざすトガリネズミのトガリィとテントウムシのテント。夜の森でまよっているとムササビのウロロが助けてくれて…。自然の豊かさ奥ふかさを描く絵本作家いわむらかずおの長編絵ものがたり全1200ページ+口絵全100余ページ、シリーズ新装版。
著者等紹介
いわむらかずお[イワムラカズオ]
1939年東京に生まれる。東京藝術大学工芸科卒業。1975年東京を離れ、家族とともに栃木県益子町に移り住む。『14ひきのあさごはん』(童心社)で絵本にっぽん賞、『14ひきのやまいも』で小学館絵画賞、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社)でサンケイ児童出版文化賞、『かんがえるカエルくん』(福音館書店)で講談社出版文化賞絵本賞、エリックカールとの合作『どこへ行くの?To See My Friend!』(童心社)でピアレンツ・チョイス賞(アメリカ)受賞。1998年栃木県那珂川町に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を設立。絵本・自然・こどもをテーマに活動を続けている。2014年、フランス藝術文化勲章シュヴァリエを受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
19
トガリネズミになった気持ちで読み進んで来ました。だんだんトガリネズミでいるのが窮屈になるほど、深みのある物語です。2022/08/20
遠い日
4
シリーズ4。なかなか近づけないトガリ山。てんとう虫のテントと行く道々には、まだ謎の猫が時々現れる。ぐるぐる回る不思議な道はいったいどうなっていたのか?ムササビのウロロと出会って、地上からではなく空から攻めることになったトガリ山。ギンネズミとの出会いは、トガリィにとって大切な思い出になった。ウロロとどこまでいっしょに行けるのかな?2022/10/13
ひよこ
0
ウロロが夜空を飛ぶ様子が良かった。ヤマネコとはいつか仲良くなるのかな。2023/09/27