- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 読み物
- > 怪談・おばけ・ホラー
内容説明
道路脇の古い灯ろうに触れると、祟られるんだって。青白いウロコに覆われた頬、耳まで裂けた口。バタンとドアの開く音がした。「あーいーたー。あーいーたー」。無数の人の手が渦の中から現れた…一話読み切りのホラー版ショートショート。
目次
北海道―髪が伸び続けるお菊人形
青森県―地図から失われた謎の村
岩手県―岩に残る鬼の手形
宮城県―田代峠で見たものは…
秋田県―マリア像の涙と不思議なお告げ
山形県―人面魚の祟り
福島県―幽霊ペンションから聞こえる声
茨城県―月夜にさまよう溶解人間
栃木県―大中寺の人喰い僧侶
群馬県―山の神の足音〔ほか〕
著者等紹介
並木伸一郎[ナミキシンイチロウ]
1947年、東京都生まれ。電電公社(現NTT)勤務ののち、UFO、UMAを含む超常現象・怪奇現象の研究に専念。現在、米国MUFON日本代表、国際隠棲動物学会日本通信員、日本宇宙現象研究会会長、日本フォーティアン協会会長を兼任する。新聞、雑誌、書籍と幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
15
都道府県別のショートホラー話。そんなに怖くないが、これを上手く、暗闇で語られたら怖いかな。地名が本当にある所が多いから、ちょっとリアルさもある。2019/07/17
Midori Matsuoka
5
「47都道府県の」という切り口が面白い。全てがその都道府県ならではというわけではなさそうだけど、具体的な地名なども出てくるのでそこにリアリティを見出す怖さもある。 「3分後」とあるが全話4ページで完結するショートストーリー。物足りなさもあるけど「そろそろくるぞ~」とオチを期待してしまったり楽しみ方は色々。 小学生が求める「怖い本」レベルとしてはちょうどいいかんじ。 時々霊的な怖さだけでなく、神秘的な話もあったりするのでバランスがいいかも。2019/09/22
-
- 和書
- わたしのゆたんぽ