内容説明
国内でのお米の消費量は減っていますが加工品の数や生産量は増えています。今、日本のお米がどんな状態にあるのかどうして加工品がふえているのかこの本でくわしく紹介しています。時代に合わせて変化しているお米とごはんについて、見てみましょう。
目次
日本と世界の米データ(基礎知識 お米の流れとニーズの変化;日本のお米の収穫量と消費量;お米の加工品;世界のお米事情;お米と加工品の輸出)
お米の新しいかたち 米粉と米粉製品(米粉ってなに?;新しい米粉ってどんなもの?;広がる!米粉と米粉製品;米粉の課題とこれから)
ごはんの新しいかたち 加工米飯ってなに?(加工米飯ってどんなもの?;加工米飯の種類)
お米の注目トピックス(米飯給食の取り組み;新しい技術;新しい農業;時代に合った商品に)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
74
お米のこれからを考えるシリーズ④米粉と米粉製品、加工米飯。フルカラー、全ふりがな▽[日本と世界の米データ]人工とお米の消費量の関係>高齢者は食が細くなるので高齢者が増えると米の消費量は減る。2010年の米の生産量1位は中国2位インド3位インドネシア、日本は13位[お米の新しいかたち米粉と米粉製品]米粉は昔からあった(上新粉白玉粉など)が1990年に新潟製粉が微細細粉技術を完成させた[加工米飯]冷凍、無菌包装、レトルト、乾燥など災害食にも活躍[注目トピック]スマート農業▽米粉について情報多。2018年発行2025/02/14
ユウユウ
31
うちはグルテンを控えめにしているので、ほとんど米食。かつ粉物は小麦粉ではなく米粉。そう出来るのは新潟県のメーカーが新しく粒子の細かい米粉を作ってくれたからなんですね。感謝感謝です。これからも日本のお米食べていきたいですね。世界にも広まるといいな。2018/11/10
遠い日
6
おいしい白米の味を知っていても、米の消費量は一向に増えるようすがない。家庭での米飯が減っているという。そんな昨今の明るい変化は「米粉」の活用。小麦粉のアレルギーがあっても、米粉で作った菓子やケーキなら、安心して食べられるということで、人気は高まる一方。可能性のある食べ物として、これからもっと使われていくでしょう。2019/05/11
真尋
2
最近は異世界に行っても米を作り出すTOKIOな転生者をよく耳にするけれど、自分も米がなければ生きていけない人間の一人。お好み焼きにお米は付けてください。そんな米の作り方や最近の米事情、海外の米事情、米粉など米に関するデータが満載。米粉は聞いたことある程度にしか知らなかったけれど、小麦アレルギーの人のことを考えるとすごい発明品だったのね。パンが食べられる幸せって生きるのにとても大事。2018/12/04