内容説明
妖怪と人間の共生をめざして、新たな国際交流が始まる夜のはずでしたが…。こっそり団地生活をはじめた妖怪一家の物語。
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年東京都に生まれる。児童文学作家。『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞受賞、『小さなスズナ姫』シリーズで新美南吉児童文学賞を受賞、『空へつづく神話』でサンケイ児童出版文化賞受賞、『やまんば山のモッコたち』でIBBYオナーリスト2002文学賞に、『盆まねき』で野間児童文芸賞を受賞
山村浩二[ヤマムラコウジ]
1964年愛知県に生まれる。アニメーション作家、絵本画家。東京芸術大学大学院映像研究科教授。短編アニメーションを多彩な技法で制作。第75回アカデミー短編アニメーション部門にノミネートされた「頭山」は有名。『ちいさなおおきなき』(夢枕獏・作小学館)で、第65回小学館児童出版文化賞、『くじらさんのーたーめならえんやこーら』(内田麟太郎・作鈴木出版)で第22回日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
26
九十九さんシリーズ6。新刊を新着棚で見つけ、「前のを読んでいない気がする」と確認したら、やはりこれが未読だった。順番通りでなくても問題ないシリーズだが、できれば、順番に読みたいので、まずこちらから。ハロウィンに、外国からのお客様が来ることになった。突然のことだが、みんなでもてなそうと頑張ることに。もちろん、トラブル発生! 原因はお客様の家族のいたずら坊主(笑) 誰かと似ているなあ(笑) それぞれ気の合う友達ができた九十九さん一家。世界に広がる友達の輪♪2019/04/29
退院した雨巫女。
14
《私-図書館》ついにヨーロッパの妖怪一家との交流に、しかし、次男坊は、どこもやんちゃな子が多い。2018/05/22
izw
11
妖怪一家九十九さんシリーズ第6弾。化野原団地にドイツからヨーロッパ魔もの連合会長の一家を迎えることになり、 九十九さん一家、市役所地域共生課の3人がそれぞれ生き生きと動き回る。特に今回は海外からのお客様対応で、人ならぬものの言葉をキャッチする「口よせ」が得意だけでなく5か国語を操る女神さんの活躍が目立つ。2018/02/21
つき
9
妖怪一家の住む化野原団地に、ドイツからのお客様が視察に訪れた! それだけでも事件なのに、更なる事件が…。アマノジャクのマアくんと、ドイツのお客様の家族、カールくんが引き起こすドタバタが楽しい。巻き込まれる側にはなりたくないけど(笑) ワルプルギスの時期に読んでみたくなる。タイトルにハロウィンって書いてあるのに。2017/11/10
hautan
7
図書館本。シリーズ6作目。国際交流するの巻。 女神さんの通訳カッコいいし、何時ものダジャレも 楽しい。悪戯好きのちびっこもろくろっ首ママの 提案に見事引っかかって最後はちゃんと捕獲され たのが面白かったです。美味しそうなお料理いいな 魔女ママのハイテクアイテムには(@ ̄□ ̄@;)!!2022/08/17
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