内容説明
十七世紀、オスマン帝国の首都イスタンブール。さまざまな民族や言語、宗教を抱えるこの巨大な国際都市は、いつも活気にあふれている。少年マレクの師匠セルマは、「シンドバッド」の名を継ぐ正真正銘の冒険家だ。ランプの魔人をしたがえ、魔法の絨毯を駆って、颯爽と大空を飛び回る日々を送っている。そんなある日、いわくつきの宝探しに乗り出そうとした矢先、ふたりは不可解な事件に遭遇した。街の広場に立つ巨大なオベリスクが、一夜にして消えてしまったのだ…。襲いかかる数々の試練、手がかりとなる三つの鍵、謎めいた暗号、不気味な追っ手の影―。謎と魔法に彩られたきらびやかな冒険が、いま幕を開ける。
著者等紹介
小前亮[コマエリョウ]
1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。大学での専攻は、中央アジア、イスラーム史。2005年に重厚な歴史小説『李世民』でデビューをはたす。豊かな歴史の知識を駆使し、歴史上の人々や当時の生活模様を活写した物語は、たちまち多くの読者を魅了した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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