内容説明
宇宙空間を飛び、時間を超え、少年や星間スパイが活躍するレトロで痛快な冒険ファンタジー。月の近くに浮かぶわが家“ラークライト”は現在大改装中。ほこりと騒音にうんざりの毎日。姉ちゃんは海賊ジャック（いまは英国諜報部の一員だけど）に何通も手紙を送っているのに返事がなくて落ちこんでいる。そんなとき、小惑星“スタークロス”のホテルから招待状が届いた。ぼくらは「海辺の休日」の宣伝文句にひかれ、火星と木星のあいだの小惑星スタークロスに向かったが、またまたとんでもない陰謀に巻き込まれた―今度の敵はなんと未来の生物。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にま
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『ラークライト』に続くシリーズ２作目。前作も楽しく読んだのですが、今回の作品もかなり面白かったです。登場人物の多様さがいいですね～。2009/01/16
すけきよ
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挿絵のある小説は基本的に嫌いなんだけど、想像力を広げるようなイラストは別。ラークライト・シリーズは、生命あふれる19世紀の宇宙というレトロな内容を、銅板画風のイラストが強く補完している。けっして添え物でなく、イラスト込みで物語が構成されているしね。楽しいガジェット満載が魅力のシリーズだけど、今回も前作に劣らず。個人的には天才植物のシダ博士と、毛糸が大好きなゴブリンがたまらない。肝心の内容は、アタック・オブ・ザ・キラーハット！ て感じ（笑）2008/11/07
aoko
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タイムトラベルです｡おもしろかった～2008/11/02
