内容説明
おかえり、スター・ガール。わたしのこと、覚えてる?愛しさと切なさがよみがえる。ベストセラー『スター・ガール』あれから1年後の物語。
著者等紹介
スピネッリ,ジェリー[スピネッリ,ジェリー][Spinelli,Jerry]
1941年、アメリカ、ペンシルベニア生まれ。『クレージー・マギーの伝説』(偕成社)でニューベリー賞、『ひねり屋』(理論社)でニューベリー・オナー賞を受賞。現在は、妻である詩人のアイリーン・スピネッリとペンシルベニアに暮らしている
千葉茂樹[チバシゲキ]
1959年、北海道生まれ。児童書編集者をへて翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱせり
10
「みんな」からちょっとずれた「変人」たちの、なんと繊細で臆病な心。彼らの繊細さ、優しさが、スターガールと響き合っていくのはまるで音楽のように美しい。夜明け前の道に日を追うごとに増えていく明かりがとても好きでした。確実にパワーアップしたスターガールに乾杯。最高の読後感でした。2010/02/10
こもも
7
この本を読んだら、前作「スターガール」が、もっともっと好きになった。これは、2冊で一つの物語なのだと思わずにはいられない。この本を読んで思ったこと。スターガールは、特別な女の子なのだと思っていたけれど、それは間違いだった。たしかに、彼女の行動は不思議で、魅力的で、変わっている。でも、そこにある彼女の悩みや苦しみは、私たちが抱く、悩みや苦しみと同じだ。そして、その苦しみに対して描かれる答えは、私たちをも導いてくれる。スターガールは、私たち自身なのかもしれない。素晴らしいラスト。最高!スターガール!!2010/09/03
ミジンコswimmer
3
スターガール・キャラウェイは最高の女の子2014/05/03
さくらんぼ
3
たった今、読み終わりました。カレンダーの丘に行きたい。日の出を見たい。スターガールに会いたい。と切実に思いました。泣きそう、笑いそうなのを堪えて(授業中なので)読みました*この本大好き!2012/09/04
調“本”薬局問悶堂
2
まさか続編が出るなんて。YAを読むようになったきっかけの本かもしれない。 ジェリー・スピネッリの本はすごく好きだ。難しい言葉を使わずに心を打つから。 今回、スター・ガールの視点から書かれたこの本を読んで「あぁ、スター・ガールってこんな子だったんだ」と思った。もっとふつうの個と違う、特殊な子だと思っていた。 でもスター・ガールもふつうの女の子だった。すごく不器用で、正直にしか生きることが出来ない女の子。 余計好きになったと同時にちょっと残念だった。 いっぱい拾った。 《2020年6月 登録》2008/05/08
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