よりみちパン!セ
建築バカボンド

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784652078396
  • NDC分類 K527
  • Cコード C0330

出版社内容情報

いま、いちばん注目されている建築家の本がパンセに登場!

家作りはあなたの人生そのものなのだ!これで、いいのだ!

風通しが良く光に満ち溢れた居心地のいい家。しかも「えっ!」という安さで建ってしまう。今いちばん注目の建築家・岡村泰之が語る、住む人にとって「本当に豊かな」家づくりの入門書。施主との徹底したコミュニケーション・工務店との平等な関係、その中で築き上げられる岡村さん設計の家は明るく豊かな空間を作り上げています。愉快なイラストや写真をふんだんに盛り込んだこの本は、子どもから大人まで家を建てることの楽しさ・面白さを実感できるステキな一冊です。

内容説明

日本一コストパフォーマンスの高い、ウソをつかない家づくりでひっぱりだこの建築家が、多数の写真やイラストとともにバカ正直に語る、日本初の、ユーモアに満ち満ちた、子どもにもわかる家づくり入門。

目次

第1章 家づくりの全ステップ
第2章 建築バガボンド10本勝負!!

著者等紹介

岡村泰之[オカムラヤスユキ]
1960年、鳥取県生まれ。芝浦工業大学工学部建築工学科卒業。同大学院修士課程建設工学専攻修了ののち、藤井博己建築研究室を経て、SKM設計計画事務所入所。2年後、友人と3人で「第四建築設計社一級建築士事務所」を設立。12年後、同事務所を「一級建築士事務所岡村泰之建築設計事務所」に改称。赤塚不二夫氏、イビチャ・オシム氏、写真家の植田正治氏をこころの師とし、地域に開かれた、シンプルかつどこかユーモラスな建築デザインで、都市計画から個人住宅の設計まで幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アコ

16
「(あなたが)建築をやってるから魅力的だ」的なことを言われたことがある。「はぁ?」だったけど、あながち間違ってもいないかも?という気持ちになる素敵な本。…単純です。たしかに建築はすごい。こんなにも明確に人の幸せを作れるものなのか、と気さくでポジティブな人柄が滲み出ている文章から存分に伝わる。長らくアンチ狭小住宅だったのにちょっといいかも、と思ったくらい。…本当に単純ですね。一生ものの大きな買い物に寄り添う建築業ってなんて魅力的な職業なんだろう。それを小学生にも教えてくれるようなやさしい1冊。2015/03/18

へくとぱすかる

12
建築には自由があっていい。よくテレビで見るような立派な家にはあこがれるけど、お金やなんやかんやで、実際にそこに住むのは大変だろう。著者はできるだけ施主や工務店と対等の立場になって、住んでよかった家を設計している。そのためには、どんなことを考えるべきなのか、をきっちり教えてくれる。いい本です。2013/12/31

sawa

7
★★★★☆ 夏休み気分で、自分の知らない世界を知る本を読もうという気分で。個人住宅専門の建築家のエッセイ。建て主、建築家、工務店の三者がそれぞれ意見を出し合い、風通しのいい家造り。正直でまっすぐで熱心な姿勢にとても好感を持った。もしもいつか自分の家を建てることがあったら、ぜひ設計は岡村さんに、そして工務店は岡田さんの所にお願いしたい。このシリーズの中でもめずらしく100%ORANGEの及川賢治の絵が満載。(図)2012/08/22

ぺんぐぃん

4
理論社のYA新書シリーズ「よりみちパン!セ」の中の1冊。YAだからと侮るなかれ、なかなかの読み応えです。漢字に全て振り仮名が入れてあるのがちょっと煩わしいのですが、写真あり、マンガあり、対談ありと、自由な表現満載。著者のお人柄もあるのでしょうが、ユーモアたっぷりなのに、みっちりした内容でした。最後の章に出てくる「自分が自分でできることを、できる範囲ではじめてみて、走りながら状況を把握し、しなやかに『テキトー』に対応する。」という著者の考えはまさに私のモットーで深く共感。ブックデザインは祖父江慎!2019/01/28

ミロリ

4
建築の世界は奥深い。“建築家と大工さんが同等で仕事するのは当たり前”の考えに惹かれた。 『かいじゅうけいかく』お気に入り。挿絵は可愛い。この本から学んだ色々なことを参考にしたい。私も 私だけのオリジナルな考えを持って社会に出れたらいいな。 スペインに憧れを持つ建て主の家を日本らしくつくったことが不満です。「ここは日本」そんなの関係ない。無理を言ってるわけではない建て主の意見をねじ伏せるのは良くないと思います。2012/11/11

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