内容説明
コールドハーバー、荒れはてたゴミの街―。自分の体の異変に気づいたとき、6人の少年少女は、なにかに導かれるようにコールドハーバーをめざした。そこに、ある「使命」が待っているとも知らずに…。銀色に燃える体、虫のような手足の少女、巨大化した少年、癒しの力、心を読める力―。“特殊能力”を授かった子どもたちの戦いがはじまった。
著者等紹介
マクニッシュ,クリフ[マクニッシュ,クリフ][McNish,Cliff]
イギリス、サンダーランド生まれ。娘に頼まれて書いたというデビュー作、「魔法少女レイチェル」三部作は世界的ベストセラーとなった。イメージ豊かな物語世界、設定のユニークさ、魅力的なキャラクターなど新感覚のファンタジー作家として高い評価を受けている
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年岡山生まれ。法政大学教授。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ならりくらり
2
不気味でシュールでなんともいえない空気感を持つ作品。のっけのミロの食欲のシーンから圧倒される。子どもが読んだら夢に出てくるんじゃないだろうか。全3巻のようだが、次がどうなるのか予想もつかない。楽しみ。2009/10/09
姫草ユリ子
1
これから物語が展開していく序章のような感じで、特にダイナミックな内容がある訳ではありません。目覚めたミロがどんな風になり、集まった子供たちとどんな物語が紡がれていくのか楽しみです。まだ次の作品を読んでないので何とも言えないですが、この部分必要だったのかな…。話が膨らむだけ膨らんでいるので、今後が楽しみです。2013/12/23
葛野桂馬@時津風@ハスター
1
これ、持ってるんだけど、表紙が違う・・・・ なんかもっとグロテスクじゃなかったっけ?
乃宮はじめ
1
グロテスク、だと思ってしまった。子ども達の未来に夢が感じられないのが辛い。...そして何だこのアニメチックな表紙は。私の読んだハードカバーはもっと幻想的で恐ろしくてイメージぴったりだったぞ。
AKY
1
雰囲気で買い。でも次巻を買う予定はない