出版社内容情報
よぉ、またせたな!
あの落ちこぼれ魔人がパワーアップして帰ってきた!
待望のシリーズ第2弾はハリーの新作もブッ飛ぶ反則モノの面白さ!
あのクーデターから二年。ナサニエルは十四歳にして、国家保安省の補佐官になっていた。このごろ多発している、魔術師をねらったレジスタンス事件を解決するため、ナサニエルは再びバーティミアスを召還する。
しぶしぶながら引き受けたバーティミアスだが、ついにある爆破事件の犯人をつきとめる。それはかつてプラハで目にしたゴーレムだった! しかもゴーレムを影で操るものが、どうやらイギリス政府の要人の中にいるらしい。
一方、少女キティがかかわるレジスタンスが墓荒しをして、政府の大切な宝「グラッドストーンの杖」を盗み出す事件も発生した。ナサニエルは、杖をもって逃走したキティを追跡する。バーティミアスの助けを借り、杖を奪い返そうとしたとき、そこに現れたのが、骸骨姿のアフリート。さらには、巨大なゴーレムが!?「グラッドストーンの杖」をめぐって、三つどもえの壮絶なバトルがはじまる……。この戦いに最後に勝つのは誰? そして、事件の背後にちらつく強力な黒幕の正体とは……?
内容説明
“サマルカンドの秘宝事件”から2年、ロンドンの街はたびかさなる爆破事件に悩まされている。魔術師の支配に抵抗するレジスタンスのしわざなのか?若きエリート魔術師となった14歳のナサニエルは、捜査にのりだした。首謀者と目されたのは不思議な力をもつ少女キティとその仲間だった。魔術師に恨みをいだく彼らは、墓地に眠る“グラッドストーンの杖”を狙っている。無策な上司にかわって“妖霊による夜間パトロール”を指揮するナサニエルだが、たよれる妖霊がいない。悩んだ末、彼はふたたび、あのバーティミアスを召喚する…。いっぽう、正体不明の凶悪な化け物が、ロンドンを破壊しはじめた。何者かが、土くれの巨人ゴーレムの目に呪文をふきこみ、復活させたのだった。
著者等紹介
ストラウド,ジョナサン[ストラウド,ジョナサン][Stroud,Jonathan]
イギリス、ベッドフォード生まれ。7歳から物語を書きはじめ、子どもの本の編集をしながら作家になる。2003年に発表した『バーティミアス:サマルカンドの秘宝』は世界31カ国でベストセラーとなり、映画化も決定。日本でも大ヒットとなった。現在はデザイナーでイラストレーターの妻とロンドン郊外に暮らす
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年岡山生まれ。法政大学教授。翻訳家
松山美保[マツヤマミホ]
1965年長野生まれ。立教大学文学部英米文学科卒業。翻訳家。横浜在住
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感想・レビュー
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