Witch Hill―魔女が丘

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784652077221
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

〈王冠の丘〉と呼ばれる村で、忌まわしい炎と老婆の悪夢にうなされる少年。幻想はやがて現実になるという。サスペンスホラーの傑作。   小学校高学年~中学生

内容説明

忌わしい炎の記憶。“王冠の丘”と呼ばれる村。ヒースに埋もれた遺跡があばかれ、真の姿が現われると、闇の中から邪悪な何かがやってくる…。業火の名残り、謎めいた死、迫りくる悪夢、だれも恐怖から逃れることはできない―。ヤングアダルト界の“キング”と評されるセジウィックの傑作サスペンススリラー。

著者等紹介

セジウィック,マーカス[セジウィック,マーカス][Sedgwick,Marcus]
1968年イギリスのケント州生まれ。英語教師を経て、児童書の出版にたずさわりながら小説を書く。初めて書いた小説“Floodland”が注目され、オライオン社から出版。その後、“Witch Hill”、“The Dark Horse”と話題作を次々発表。若者向けのサスペンスホラーの書き手として「ヤングアダルト界のスティーブン・キング」と評される。木版や石版画も得意とし、最初の2作ではイラストも手がけた。また、バンドのライブでイギリス各地を回ったりと、才能あふれる作家である。現在、3歳の娘と暮らす

唐沢則幸[カラサワノリユキ]
1958年長野県生まれ。青山学院大学卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

円盤人

3
英米ではホラーの定番ネタである魔女もの。それを単純に反キリスト的存在としてただ描くのではなく、歴史を掘り出しながら、魔女狩りの負の側面にも触れ、「よそもの」に対する排他的な集団意識を怖さの対象としてあぶり出すーーという試みは何となくわかるものの、作者の意図的な仕掛け(妹の安否をわざとぼかしてある点や、最後に明かされる魔女の名前など)が正直、有効に機能しているとは言いがたい。作者自身の挿し絵も、悪魔の手先である黒猫の死体なのに、かわいく寝てるようにしか見えないからなぁ……。まあ、YA作品ということで……。2018/06/14

ゆう

2
ヤング版スティーヴン・キングと言われている作家さんだそう。嫌な予感がまとわりつき不吉さが迫るストーリーが、怖さをそそります。魔女の伝説や歴史がある土地柄だと、怖さが存分に味わえそう。ストーリーもよかったので、映像化したら面白そう。2014/10/19

みずけろ

0
読み終えてから、ネットで紹介を読んで、スリラーだったのか!とびっくり。怖くはないです。こどもの成長譚。けっこう好きな感じでした。2014/03/18

Tori Chie

0
中学生だったか高校生だったかに図書館で借りて読んだ後、怖くて眠れなかった記憶。得体の知れない不気味な雰囲気が好きで、大人になって何度か再読してます。

夏みかん

0
子供向けとはいえ、全然怖くなくてガッカリ。怖さ以外にも伝えたいことがあるのかも知れないけど、ホラーならばやはり第一に怖さを優先して欲しいなあ。2019/12/10

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