ゴーストばあちゃん

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  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784652069073
  • NDC分類 929.13
  • Cコード C0097

内容説明

死んだおばあちゃんが、いきなり部屋に現れた。そのおばあちゃんには、思い残した秘密が一つ。孫である中3女子、ウンジェはその秘密の実現に一役買うことに。そのおばあちゃんの秘密とはいったい…。韓国第3回世界青少年文学賞受賞作。

著者等紹介

チェミンギョン[チェミンギョン]
1974年、韓国全羅北道井邑で生まれ育つ。光州の大学に進学したが退学。文学を学ぶためにソウルに上京。ソウル女子大に合格して過酷な習作期を過ごす。在学中に、ソウル芸大文学賞を受賞。32歳の2006年に、ソウル芸術大学文芸創作科を卒業。同年「晋州新聞」主催の秋の文芸公募展に短編小説「古いクリスマス」で当選、登壇するようになった。現在、京畿道坡州で夫と一緒に執筆しながら暮している

梅澤美貴[ウメザワミキ]
1966年、神奈川県生まれ。韓国で暮らしはじめてから、すでに14年になり、その間、企業や地方自治体関係の資料、シナリオ、字幕の作成など、各種資料の作成・翻訳・監修に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にのなかち

3
韓国の青少年文学(韓国第3回世界青少年文学賞受賞作、原題「나는 할머니와 산다」)。5歳から養子として育った主人公16才少女にの頭の中に、呆けて亡くなった祖母が住み着き、その祖母の霊と向き合うことで、家族と向き合い、家族のありがたさを悟っていくお話。2015/05/11

ニケ

1
韓国文学に興味を持ち図書館で借りてみた。主人公は里子で貰われた女の子で、義理の両親と同じく里子で同じ家庭に来た弟との4人暮らし。少し前に同居の祖母が亡くなっている。自分を捨てた実母に対する感情、育ててくれている両親に対する気持ち、家族とは、10代のモヤモヤは尽きない。亡くなった祖母が幽霊として主人公に影響を与える。50代の私が読むには、物足りない内容だった。若い人に進める。2018/08/24

wakaba

0
人は誰でも体に刺さった釘がある…傷を抱えながら生きていく家族の物語。亡くなったおばあちゃんが主人公にのりうつり、物語に幅を持たせていきます。良かった、、ニセモノのお母さんがほんものになれて。2015/11/06

koharu

0
図書館をふらふらしていて。タイトルに惹かれて借りてみた。 韓国の翻訳本は読んだのは初めてだと思う。 場面展開が急すぎて、途中、ついていけない箇所も多々あった。2015/08/19

kambashig

0
失業中の父。口うるさい母。共に養子の主人公と弟。主人公の少女は、少し前に亡くなった祖母の気配が感じられる。祖母は何かを伝えようとしているらしいのだが…。家族再生の物語。文体や人物描写が独特。2015/01/23

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