Minerva新社会福祉選書<br> 社会福祉理論の再検討

Minerva新社会福祉選書
社会福祉理論の再検討

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  • サイズ A5判/ページ数 259p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784623021697
  • NDC分類 369
  • Cコード C3336

出版社内容情報

【内容】
わが国における社会福祉理論の検討をおこない,社会システムの3つの構造的領域「経済的なるもの」「社会的なるもの」「政治的なるもの」を視野にとりこみながら,社会福祉理論の新たなパラダイム転換の必要性を提示する。

【目次】
第1章 社会福祉理論の検討
第1節 はじめに
第2節 わが国における社会福祉理論の検討
1) 竹中理論の場合:社会民主主義の立場
2) 孝橋理論の場合:マルクス主義の立場
3) 岡村理論の場合:機能主義の立場
4) 嶋田理論の場合:統合論の立場
第3節 社会福祉理論の統合的視点にむけて

第2章 社会福祉の構造的理解
第1節 社会システムの三つの構造領域
1) 「経済的なるもの」(経済システム)
2) 「政治的なるもの」(政治・行政システム)
3) 「社会的なるもの」(価値・規範システム)
第2節 社会福祉の構造的理解にむけて

第3章 福祉国家の存立構造と“ゆらぎ”
第1節 はじめに
第2節 福祉国家の存立構造と緊張の構造的源泉
第3節 福祉国家の“ゆらぎ”と新自由主義の台頭
第4節 ウェーバーの福祉国家論

第4章 日本型福祉国家の特徴と限界
第1節 福祉ミックスと福祉国家の再編
第2節 日本型福祉国家の特徴
第3節 日本型福祉国家の再編と福祉ミックス
第4節 機能分析の適用
【補遺】 社会の機能的統一の仮定に立つ社会福祉理論の具体例
1) H.L.ウィトマーの場合
2) 岡村理論の場合
第5節 日本型福祉国家の限界
第6節 終わりに:日本型福祉国家の限界を越えて

内容説明

本書は、わが国における社会福祉理論の検討をおこない、社会システムの3つの構造的諸領域を視野にとりこみながら、社会福祉理論の再構成を試みる。さらに、福祉国家の“ゆらぎ”の局面での西欧・日本の政策動向、理論動向を解明し、福祉ミックス論の理論的限界、日本型福祉国家の特徴と限界を明らかにするとともに、これらの理論的限界を克服しようと試みた最新の理論書である。

目次

第1章 社会福祉理論の検討(わが国における社会福祉理論の検討;社会福祉理論の統合的視点にむけて)
第2章 社会福祉の構造的理解(社会システムの3つの構造領域;社会福祉の構造的理解にむけて)
第3章 福祉国家の存立構造と“ゆらぎ”(福祉国家の存立構造と緊張の構造的源泉;福祉国家の“ゆらぎ”と新自由主義の台頭;ウェーバーの福祉国家論)
第4章 日本型福祉国家の特徴と限界(福祉ミックスと福祉国家の再編;日本型福祉国家の特徴;日本型福祉国家の再編と福祉ミックス;機能分析の適用―機能的等価項目と機能的代用項目の概念を中心に;補遺 社会の機能的統一の仮定に立つ社会福祉理論の具体例;日本型福祉国家の限界;終わりに―日本型福祉国家の限界を越えて)

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