内容説明
生き地獄・北朝鮮から命懸けの脱北を試みる人々をフォトと文で綴ったドキュメンタリー!これだけで、凄絶な北朝鮮の実態が手に取るように分かります。
著者等紹介
崔淳湖[チェスンホ]
全羅北道で生まれ、全州高等学校、西江大学で政治外交学科、漢陽大学の大学院で言論情報学部のニューメディア映像学科を卒業した。1991年、朝鮮日報の写真部記者として入社後、中国の吉林省の延辺朝鮮族自治州の延吉市で朝鮮日報の研修特派員(1997年)および2008北京オリンピック写真共同取材団を経て、現在、国会関連記者として活動している
高橋宣壽[タカハシノブヒサ]
1958年、和歌山県出身。高麗大学で韓国語を学びながら、韓国で長く書籍出版の指導に当たる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おじ
2
少し前に脱北者の映画を見たから読んでみたけど、想像してたよりもずっと重かった・・・2015/05/05
紗夜
1
金賢姫の本を読んでいるとき、偶然図書館で見つけた。脱北者のそれまでの北朝鮮での生活も書かれている。また、足をなくしても這ってでも命を懸けて脱北したりなど、北朝鮮の中でも本当に酷い部分が書かれています。金賢姫さんの本を読んでも北朝鮮の人の生活の苦しさを知ったけど、さらにもっと酷い生活というものがあるのだと知った。私が本当にかわいそうだとおもった金賢姫さんの生活はまだエリートで、本当にマシな生活だったんだ。収容所の生活には地面に落ちているトウモロコシの粒や、便所のネズミを見つけて食べられたらラッキーって・・・2010/08/28