目次
人生との約束に背かないでください。
今のあなたは、そのままで素晴らしいのです。他の人になろうとしないでください。
私たちの時間は、ただ在ることのためにあります。
息を吸いながら心を集中させ、吐きながらからだと心を一つにしましょう。
お母さんが泣く子をあやすように、私たちは、自らの苦痛に対して世話をしてあげなければなりません。
今、この瞬間、あなたがもっているあらゆる幸福の条件を書き出してごらんなさい。
三百年後、あなたはどこにいるか想像してごらんなさい。
あなたとあなたの人生に、そして今、この瞬間に微笑みましょう。
あなたのからだの緊張をほぐし、楽に休んでみましょう。
理解すればするほど、愛は深まってゆきます。〔ほか〕
著者等紹介
ティク・ナット・ハン[ティクナットハン][Thich Nhat Hanh]
釈一行。1926年ヴェトナム中部に生まれ、16歳のときに出家して禅僧となる。1950年、禅の道場を創設、ヴェトナムで初めて僧の修行に外国語や西洋の科学、哲学の学習を導入する。1961年から63年にかけて渡米し、比較宗教学を学ぶ。ヴェトナム戦争に対して、いわゆる「行動する仏教」の指導者として被災者、難民の救済をつくす。1964年以降、社会福祉青年学校、ヴァン・ハン仏教大学、ティェプ・ヒエン(相互存在)教団を創立。1966年アメリカを訪れ、率直な平和提案によって、多くの人々に影響を与え、翌年、マルチン・ルーサー・キング牧師によってノーベル平和賞候補に推される。1972年、パリ平和会談に仏教団代表として参加。翌年の調印後、その影響力ゆえに、ヴェトナム政府から帰国を拒否される。その後、パリを拠点に難民の救援活動や仏教の指導にあたる。南フランスにある仏教者の共同体プラムヴィレッジをひらき、現在、そこで亡命生活を送りながら、難民の孤児たちをみずからの子供として育てている
高橋宣壽[タカハシノブヒサ]
1958年、和歌山県出身。高麗大学で韓国語を学びながら、韓国で長く書籍出版の指導に当たる。これまで翻訳監修した本は、児童書をはじめ、政治、文化、芸能など多岐にわたる
中野民夫[ナカノタミオ]
ワークショップ企画プロデューサー。1957年生まれ。大手広告会社勤務の傍ら、人と人・自然・自分自身をつなぎなおすワークショップを実践。明治大学、立教大学院、聖心女子大などの兼任講師、ビーネイチャースクール等でのファシリテーション講座の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takeapple
紫羊
ミー子
0422
kimsfactory