韓国人気童話シリーズ
ぼくのすてきなお兄ちゃん

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784652068076
  • NDC分類 K929
  • Cコード C8397

内容説明

親せきのおばあちゃんの死とともに、小学3年生の男の子ジョンミンのもとに現れた人。それは自分には知るよしもなかった兄のジョンシクでした。しかも、その兄は、車いすに乗った脳性麻痺の兄だったのです。幼いジョンミンは、どうしてよいか分らかず、葛藤し、最後には家出までしてしまいます。そして兄のジョンシクは、自分のせいだと思いながら、独りで涙を流します。実は、この兄のジョンシクは脳性麻痺の障害を乗り越え、パソコンのソフトまで作れる人だったのです。自分のことばかり考えていた弟ジョンミンは、この兄とのふれあいの中で、世の中を見つめ始め、一つ一つの出来事を通して、大きく成長していきます。そして、最後には、誰にも負けないくらい、このすてきなお兄ちゃんを愛するようになるのです。

著者等紹介

コジョンウク[コジョンウク]
成均館大学国語国文学科の大学院を卒業。文学博士。文化日報新春文芸に短編小説が当選して作家となる。現在、成均館大学で教鞭をとりながら、韓国障害人連盟(DPI)の理事ならびに韓国障害者人権フォーラムの共同代表として、障害者への福祉充実のために尽力している

ソンジンホン[ソンジンホン]
1962年、全羅北道群山市生まれ。弘益大学で西洋画科を卒業し、1987年から子供の本に絵を描き始める

吉田昌喜[ヨシダマサキ]
1962年、愛媛県生まれ。1992年に30歳で渡韓し、韓国生活は16年に及ぶ。渡韓当初、高麗大学附属の語学堂で韓国語を学びながら、ソウルで日本語講師となり、6年ほど日本語講師を務める。その後、韓国の出版界に飛び込み、翻訳、編集など、出版業務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウみん

1
韓国の児童文学。 ある日、自分に脳性まひのお兄さんがいることを知ったジョンミンは最初はショックを受けたが、優しく、パソコンも上手いお兄ちゃんが好きになる。 障碍者という理由で差別されたり、嫌なこともあるが、ジョンミンにとっては素敵なお兄ちゃんだ。2024/09/11

としか

0
小学校の時に、プレゼントとしてもらった本です。いきなり脳性麻痺のお兄ちゃんができた弟が、最初は反発しながらも、ゆっくり心を通い合わせていき、あたたかい愛情を注いでいくようになる過程は、涙なしでは読めません。2016/09/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/78191
  • ご注意事項

最近チェックした商品