感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マツユキ
7
両親を亡くし、兄妹3人で暮らす家族の物語。新聞配達をして、一家を支える兄トンス。ゲームにのめりこむ時期もあったけど、手先が器用で、飛行機に夢中の弟トンベ、詩を作るのも、料理も得意な妹、パンウル。韓国には、少年少女家長制度っていうのがあるんですね。兄もまだまだ子供で、読んでいて切ないですが、亡くなった両親の働く姿が心の支えになっていることに、感動します。何より子供たちが真っ直ぐなんですが、身近な大人たちの優しさも素晴しい。挿絵も合わせて、良い童話でした。2021/10/15
ruri
2
韓国のことをいろいろ知りたくて読みました。 お兄ちゃんが幼い兄弟のために、生活費を稼ぐ姿が辛かった。 自転車を手にいれることは、大したことないと考える人もいれば、ものすごく幸せを感じる人もいる。 お兄ちゃんが自転車を手にいれることができてよかった。2016/02/03
遠い日
1
090126【読書ノート/ひとことメモ】貧しさに負けず生きる三人兄弟。2009/01/26