出版社内容情報
瀬戸内の島にくらす少年たち。一つの季節と共にまた一つたくましくなっていく彼らの、涙と笑いの日々をのびやかな文体でつづる。 小学校高学年~中学生
内容説明
瀬戸内の島にながれるおかしくもかなしいカモメたちのチンコンカ。初の書き下ろし長編作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K
1
(1991)3部作「海のコウモリ」と「ガラスの魚」の間の本。敵との対決後、連帯感が生まれるところや、母親の懐の大きさ、戦争で被害に遭った者同士を思う気持ち、育ててきた犬への思い…実に豊かな少年時代、これはモデルの能美島と、戦後の時代性のたまものだろうと思う。今の子供たちのなんと狭く、小さい世界、そして過保護すぎることかと、自分が子育てしていた時と比べても、しみじみ思う。こんな少年たちが大人だった時代と、今とは、そりゃあ胆力が違うにきまってるって思ってしまう。2024/09/03
ちょろぴよ
0
長かった。2009/08/04
よっちん
0
図書館2022/03/17
ken
0
瀬戸内の漁村の少年が主人公。 戦後の瀬戸内児童文学の傑作ですね2018/01/17
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