出版社内容情報
このごろの子どもは、クリスマスの贈り物におもちゃやおかしじゃよろこんでくれない。サンタさんはやがていいこと思いつきます。 小学校低学年~小学校高学年
内容説明
サンタクロースは、そろそろ、ありきたりのプレゼントじゃないものを、用意しなくてはいけないと思いつめていました。「そうとも、贈りものは、どんな子どもたちにもよろこばれて、この世で一番たいせつなものでなくてはならん」けれど、それがなにかは、残念なことに思いつきません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
119
舟崎さんというとポッペン先生のイメージが強くてそれを思い出してしまうのですが、このような絵本の原作も書かれているのですね。絵もどちらかというと外国人の書かれるような感じのもので新鮮に感じました。細かいところまで書かれていて色彩もきれいです。地球にリボンとは最後に考えましたねえ。2016/11/10
mntmt
20
クリスマスカードにしたいような、綺麗な絵の数々…2016/10/30
わむう
17
当たり前に今、目の前にあるものは奇跡の重なりのおかげで私たちの目の前にあることに感謝しなければと思い直す教訓の本でした。2016/11/12
けんちゃん
16
現代の社会事情や子ども事情に、迷いが生じて悩んでしまったサンタさん。トナカイにせき立てられて、出発するものの、例年のように街に降り立つことができません。何を、どのように贈ったら本当に喜ばれる最高のプレゼントになるのか…逡巡した揚げ句に決まったプレゼントは…おぉ!そうきたか!という感じでした。イラストはコラージュが効果的に使われてとてもきれいです。2011/11/30
たーちゃん
15
息子は「えっ!なんでおやすみなさいなの!?これから来るじゃないの!?」と言っていました。2024/12/20