内容説明
「えらいね」のために!?エリーゼのために?べんとうぱん!?ベートーベン?いろんなことばがいっぱい。それが、あたらしいことばとなり、空へとんでいくのです…。これぞ、ことばのマジック。
目次
1 ひらがなたんけんたい(ちこくのいいわけ;あいうえお ほか)
2 ひゃくもじうた(くつかぞく おふろ ほか)
3 ひらがな百面相(へんしん;かくれんぼ ほか)
4 ことばオーケストラ(ことば;くつだって ほか)
5 うたわにゃソン・ソング(「えらいね」のために;おとうと行進曲 ほか)
6 全部でひとつ(まぶた;みみたぶ ほか)
著者等紹介
三島慶子[ミシマケイコ]
1959年、大阪市生まれ
大滝まみ[オオタキマミ]
1963年生まれ。デザイン会社K2を退社した後、書籍、雑誌、キャラクターデザインなど、幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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モリー
60
「鼻の穴」と「お尻の穴」が特に気に入りました。一部抜粋して引用します。◆「わたしのからだを/旅してきたくうきと/世界を旅してしたくうきが/行きちがうところ(中略)わたしが世界にひろがって/世界がわたしを新しくする」呼吸を止めたら私たちは生きていけません。生きているかぎり、私たちは日々生まれ変わっています。そう気付かされ、はっとしました。◆「見えなくても/どこにあるか/しってる(中略)友情みたい/愛情みたい/ときどき触れて/安心して」お尻の穴に友情と愛情を結びつけるなんて、さすがは詩人❗お尻の穴は大切です。2020/11/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
読み友さんのレビューを読んで!うたわにゃ・ソン・ソングに大ウケしました。知らない歌はYouTubeで探して歌い?ました。全体の中でのお気に入りは『ちこくのいいわけ』少なからず使ったものがチラホラ(笑)『わたし』この3文字の中に色々な意味があるんですね『おとうと行進曲』弟がいるので、幼少の頃を思い出し、こちらはソン・ソングなので、歌った方が面白かったです!2020/11/30
ゆっきー
2
『遅刻のいいわけ』が好きです2013/08/16
長くつしたのピッピ
1
装丁がすてきな詩集です。残念ながら、意味不明な詩もあったり、これはいいという詩もあったり、って感じです。2011/07/18