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出版社内容情報
猟にやってきた男、遊んでいた女、不審な二人組…雪の降る季節に不吉な出来事がおこる場所とは? 表題作を含む12編収録。
内容説明
新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの傑作。
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。57年に日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参画。ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没
和田誠[ワダマコト]
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして装丁、挿絵、絵本などを手がけるほか、映画監督、作詩・作曲家、エッセイストなど、ジャンルをこえた多彩な活動を続ける。1974年に講談社出版文化賞、1997年に毎日デザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
57
地元図書館の企画展示本。 タイトルの不吉な地点は松本清張の点と線を連想させる結末でした。点と線ではトリックをみごとに見破りましたが本作では…。第三者が見てもないことを勝手に推測しすぎるのもいかがなものですね…。 2018/08/10
ガリレオ
5
オチがよくて気に入った。悪の組織に守られる。最初はイメージしづらかったけれど、理由がわかるとどっちが悪いのか分からない関係だった。自業自得というか自分が悪いと言うか....複雑な話だった。 第3章「つきまとう男達」一番面白いと思ったお話です。2016/01/17
くらげ@
5
(☆☆☆☆)こういうちょっとブラックな感じがおもしろい。2012/07/13
Tonex
4
星新一なんて、久しぶりに読んだ。今読んでもそれほど古い感じがせず、読みやすい。昔は星新一の短編はオチを楽しむものだと思っていたが、これは雰囲気を楽しむものなのかもしれない。オチ自体はそれほど面白くなくても、そこに至るまでの文章に軽妙洒脱な味わいがある。2015/10/08
ひので
4
小学校の図書室に置いてあったのを思いだし、懐かしくて思わず借りてきました。夢中で読んだなぁ。何を思いながら読んでいたかなんて思い出せないけれど、今でも楽しめました。2014/05/15