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出版社内容情報
無実の罪で,懲役10年の刑を受けることになったN氏。ところが刑を下したはずの裁判官から思ってもみない提案が…。10編の短編集。
内容説明
新鮮なアイディア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの傑作。
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。57年に日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参画。ショート・ショートと呼ばれる短篇の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没
和田誠[ワダマコト]
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして、装丁、挿絵、絵本などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
書の旅人
9
最後の『おカバさま』の話にニヤリ。さて…、私ならどうするかなぁ……2017/04/09
axxxo
8
未来屋書店の中学生の選ぶ1冊コーナーで見つけた本。私は未来に起こるかもしれない不適合なども学べたり。想像力も上がると思います。10話からなる短編集。もとはNHKで『星新一ショートショート』にて放送されていたものだそうです。他の『星新一のショートショート』シリーズも読みたいです。2025/02/28
📒セっしー📖本読むゴリラの生活雑談📚
8
SF小説御三家の1人でショートショートの神様と呼ばれる言わずと知れた有名作家、星新一さんの作品の中でも少し長めの作品をまとめたショートショート集。相変わらずの秀逸なオチもさることながら、設定もさらに詳しく未来的となり、物語展開も大きく描かれている作品群です。過去に犯罪を犯した人が仮釈放中に他の犯罪者を捕まえることで刑期が短くなる設定の表題作『七人の犯罪者』からAIが政治を始める話『おカバさま』等、現役時代が1960~90年だと到底思えないほど現代でも通じる未だ色褪せない作品ばかりです。2023/06/23
ake7🍀 積読本まだまだ消化中
8
星新一ショート集の中でも、かなり不思議なストーリー10作。SF風の作品も多く、今読んでも斬新だと感じる。①確認:今デジタル庁が必死に旗振り中のマイナンバー制度を彷彿とさせる話。デジタルやナンバーに管理されるようになった人類の行く末は。⑥くしゃみ:この話は好きだった。こんなハチなら私も欲しい。⑧新しがりや:祖父母の生前は新しもの好きだった。この作品の主人公は、もう少し待っていれば…? ⑨やつらのボス:ファンタジーというべきか… 巨大ヘビ 10:おカバさま:AIに全ての判断を委ねる事は、意外や吉と出る…?2022/11/27
titti
7
お父さんに勧められて読んでみた さいごのおカバさまが心にのっこた2017/05/23