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出版社内容情報
まじめさだけがとりえの若き銀行員は,ある日,上司に多額の現金の輸送を命じられるのだが…。表題作を含む8編のショートショート。
内容説明
新鮮なアイディア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの傑作。「ちょっと長め」だから“たっぷり”面白い。
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。57年に日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参画。ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没
和田誠[ワダマコト]
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして、装丁、挿絵、絵本などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中寛一
18
大金を手にする計略がご破算になったかと思えば、信者の助けが。合言葉がまた笑える。「おのぞみの結末」を手に入れるには、こんな他愛もない呪文で案外乗り切れるのかも。「親しげな悪魔」はぞっとした。誰かの犠牲によって自分の望みが成し遂げられると見せられると怖い。知らないうちに他人のものを得ていると悪魔に言われるとさらにぞっとする。「ひとつの目標」のように、人間は課題を抱えていないと発展も生きがいも持てないものなのだろうか。考えさせられた「おのぞみの結末」だった。2013/11/06
boo
11
いつも行く図書館で扱っている星新一さんの本は児童書のみ!読みやすいけど、持ち運びは不便。最後3編はノックの音がに収録されていて読んだことがあったけど面白かった。続けて読んでるとなんとなくオチが読めるけど、面白いんだよなぁ。星新一マジックかな。2015/09/11
しっぽちゃん
10
【図書館】★★★☆☆2014/09/23
みーま
10
星新一作品の中では、ブラック感が軽めで、子供が読んでも楽しめそうな6話短編集でした。もちろんショートショートならではの、結末でオトすところは健在です!…特に『ある占い』『計略と結果』が面白かったです! 2013/08/06
さつき
6
お茶漬けさらさら…高校生のときに繰り返し読んだ「ようこそ地球さん」の「処刑」みたいに数十年経っても心に残る作品があったかというと…微妙。2013/03/18
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