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内容説明
9・11―イラク戦争の世界を哲学する。『帝国』に先行するポストモダン状況論。
目次
第1講 現代思想の源流としてのルカーチ―社会的存在への問いに向けて
第2講 ルカーチとマックス・ヴェーバー―合理化と近代のパラドックス
第3講 ルカーチとハイデッガー―現代実存哲学のプロブレマティーク
第4講 ルカーチとフッサール―現象学と超越論主義の展開
第5講 フーコーのキイワード―「意識社会学」と「知の考古学」
第6講 デリダとフッサールとフーコーと―現象学からフランス現代思想へ
第7講 ドゥルーズとフランス現代思想―差異の哲学者=ベルクソンのインスピレイション
第8講 ハーバーマスと現代社会学―社会学理論の最前線から
第9講 近代の“原ロゴス”批判に向けて―現代思想と二〇世紀哲学のゆくえ
増補 ハルト、ネグリ『帝国』をめぐって
著者等紹介
石塚省二[イシツカショウジ]
東京外国語大学外国語学部モンゴル語学科、東京大学新聞研究所卒業。東京外国語大学大学院地域研究研究科ヨーロッパ地域コース修士課程、ポーランド、クラクフ、ヤギェウォ大学大学院博士課程(社会学・哲学専攻)修了。人文学博士(summa cum laude:最優秀)。中央大学、成蹊大学、東京国際大学、東京都立大学、日本大学、早稲田大学、ポーランド、ヤギェウォ大学等講師、富山国際大学人文学部国際文化学科助教授を経て、東京情報大学経営情報学部情報文化学科助教授。1980‐86年、ポーランド、ドイツ、フランス留学。現在、東京情報大学大学院教授、明治大学、中央大学兼任講師、ならびにワルシャワ大学哲学研究所・ヤギェウォ大学社会学研究所・アメリカ合衆国アリゾナ州立大学大学院客員教授。専攻は社会哲学、現代社会論、東欧地域文化論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。