著者等紹介
椋鳩十[ムクハトジュウ]
1905年、長野県に生まれる。法政大学文学部を卒業後、山の民を主人公とした作品で脚光をあびる。のち児童文学に移り、動物文学の第一線で活躍。1987年没
小泉澄夫[コイズミスミオ]
1942年、神奈川県に生まれる。青山絵画研究所などで修学後、イラストレーターとして活躍。第十二回日本絵本大賞/新人賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まつたけ
8
くさりにつながれた子ギツネを決して見捨てない親ギツネ。動物の見せる子への愛情に思わず感動。応援したくなる。でもきっと、そういうことじゃなくて、動物はまっすぐに生きてるだけなんだろうな、と思う。善悪があるわけでなく、思いやりの心とかそんなのを考えるわけでなく、ただただ、子孫を残すという使命を果たすためにベストを尽くしているんだろうな、と思う。子を守るのは、優しさとか思いやりじゃなくて、それよりも、もっとずっと強いものだ。本能なんだろう。2016/08/22
はゆ
4
『野生の叫び声』の屋久島の木がどんどん切り倒され、サルの住みかがまる裸にされてしまった様子には、なんとも言えない切なさがこみあげてきた。屋久島、今はそんなことないよね。2015/09/26
RyoShun
0
屋久島:500平方キロメートルほどの島で、千メートル以上の山だけでも、40近く、かさなりあってそびえている2020/08/15