内容説明
すぐにもんくをいうブーと気が弱いフー、がんばり屋のウーという三匹のこぶたと、おおかみのロドリゲスのたのしいたのしいおいかけっこ。
著者等紹介
飯沢匡[イイザワタダス]
昭和29~32年のNHKラジオ「ヤン坊ニン坊トン坊」や33~38年のNHKテレビ「ブーフーウー」、「ダット君」「とんちん小坊主」「とんでけブッチー」といった作品でテレビ、ラジオで活躍。新劇の脚本兼演出家として『飯沢匡喜劇選集』(全6巻、未来社)など多数の著作があり、ちひろ美術館の初代館長も勤める
土方重巳[ヒジカタシゲミ]
1915年生まれ。1938年多摩美図案科を卒業後1948年まで東宝宣伝部に勤務。同年ごろ飯沢匡氏のすすめで氏の童話のさし絵を描いたのをきっかけに飯沢氏とのコンビで『ヤン坊ニン坊トン坊』『ぼろきれ王子』(理論社)の挿絵を描き、NHKテレビの「ブーフーウー」「ダットくん」「とんでけブッチー」等の人形デザイン、外国向け絵本パペット・ピクチュア・ブックの製作なども行っていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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猪子
7
ブーフーウー(名作版 日本の児童文学)登録がなかったのでこちらで代用。NHKで放送されていたブーフーウーのノベライズ。ブーとフーはどうしようもないお兄さんたちだし、ロドリゲスに対する仕打ちも容赦無い。最後も後味が悪過ぎて検索をかけたら、テレビ版ではみんな仲良くなるみたいで安心しました。土方重巳さんの絵が昭和レトロですっごく可愛かったです。2017/07/09
モリ
0
兄の性格の悪さやオオカミに対する対応の過激さなど、非常に時代を感じる。前書きで「気がよくて淋しがり屋の狼」と書かれているが、本書の中ではそういう面はほとんど見られない。テレビ本編では違ったのかもしれない。2023/09/27