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出版社内容情報
数10年ぶりに帰還する老人飛行士を乗せてロケットは地球へ向かっていた。だが、地球を目前にして突然隕石が直撃、航行不能におちいった。修理不能、地上との連絡も途絶えた! 小学校高学年~中学生
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。57年に日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参画。ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没
和田誠[ワダマコト]
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして、装丁、挿絵、絵本などを手がける。星新一氏の作品の挿絵も数多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともブン
11
「宇宙のあいさつ」を底本に13篇収録。自分の中だけの常識を振りかざしそんなはずない自分は大丈夫など正常性バイアスの呪縛から逃れられず悲劇がおとずれる、そんな展開が今回も多い。決して説教くさくなくあっさりと読めてしまう分、後から背筋がぞくっとくるような感覚が病みつきになってしまう。そして何年もしてからふと思い出すような強烈な印象を残す、さすが星新一さんだなぁ、と読むたびに恐れ入る。 今回は『羽衣』が和風かつ落ちがうまく冒頭と繋がっていて一風変わった面白さだった。2023/05/16
ネスミス
3
最後のどんでん返しがある作品が多く、面白い。星新一らしいブラックさも随所に見られる。2018/08/26
昼のほたる
2
サクッと読めて面白かった。ぞくっとさせられたり、意外な真理をついていたりと長さは関係ないのかもしれない。2024/06/06
よじ
2
図書館本。時々無性に星新一のちょっとゾワッとする世界に浸りたくなる。「繁栄の花」は教科書で読んだことがあったっけか…?2019/06/08
KB
2
小学生のとき嵌りました。今読んでも面白い、全集が欲しいです。2015/11/16