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出版社内容情報
“組織”の幹部から指令がきた。めずらしく重要な任務らしい。おれと同僚ははりきって旅に出た。ところがその先には…。他に14話。 小学校高学年~中学生
内容説明
星新一オモシロびっくり市。新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの面白さ。
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。57年に日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参画。ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没
和田誠[ワダマコト]
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして、装丁、挿絵、絵本などを手がける。星新一氏の作品の挿絵も数多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーちゃん
18
久々のショートショート。 星新一さんさすがです( *˙ω˙*)و 2021/07/10
Kawai Hideki
15
ふと、無性に星新一のショートショートを読みたくなって借りてきた。無駄の無い描写、スッススッスと進むストーリー、ちょっとしたヒネリの効いた結末、時代を風刺しつつも、どこか牧歌的なロボットや宇宙人の描写。うーん、懐かしい。時代はいまや、人工知能にショートショートを書かせる研究が始まったり、人工知能でも小説大賞に応募できるようになったりしているわけだが、そんな話も星新一が既に書いているんじゃないか。どこまで行っても、星新一の手のひらの上のような気がしないでもない。2013/08/02
エスパー
12
図書館本。最初に星新一作品にであったのは小学校の教科書だったな〜。あれから30年以上経っているということはそんな昔からこのような近未来的なことを考えていた作者ってやっぱり凄いなと改めて思いました。2014/04/10
ともブン
10
ロボットと共存する未来はどんなものになるのか、そんな予想図の数々を見せてくれる星新一さん。今作にもいくつか出てくるけど、暇を持て余すと碌な事をしないのが人間の性なのかな。ロボットからお金をせしめようとしたり戦争ごっこしてみたりと子供じみた行動に出るか、またはAIの指示した通り受け身に人生を費やすようになるか。 時間に追われなくなり、衣食住に事足り、また対人関係の摩擦からも解放されると人は堕落する一方になってしまうのかな…。星さんの作品読後はいつも悶々としてしまう。そこもまた魅力なのかな。2023/01/23
k16
6
20111015読了。 本作中では「出口」と「大洪水」だな。 「ホンを求めて」も意外と好き。2011/10/15