シリーズヒューマンドキュメント
動物と話せる男―宮崎学のカメラ人生

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784652018415
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8395

出版社内容情報

その強烈な個性と独特の技法で動物写真に新風をふきこんだカメラマン宮崎学の半生を、同郷の作家がたどり再現するドキュメント。   小学校高学年~中学生

内容説明

信州・伊那谷に住み、その強烈な個性と技法で動物写真に新風をふきこんだカメラマン、宮崎学の少・青年時代を描き、人間の個性とはなにかを、問いかける。

目次

子リスのコロ
ヘビにのまれたコロ
伊那谷の自然
山と川に学ぶ
自然に学ぶ日々
野鳥の言葉を聞きながら
中学“落ちこぼれ”時代
カメラとの出会い
初めての入選
まぼろしのカモシカを追う
動物カメラマンをこころざす
やってきた幸運の使者
フクロウにのめりこむ
絶望のなかから
3人の恩人たち
ワシとタカをねらって
先輩に学ぶプロ魂
ようやくひらけた道
自然は眠らない
鳥に聞け
ハヤブサとの出会い
みのった少年時代の夢

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロータス

1
『野生にいきるー伊那谷通信』から続く宮崎学本。偉人の伝記は殆ど読んだことがなく、興味もなかったが、この人のことは深く知りたいと思った。彼がどのように育ち、どのような経緯で自然報道写真家(彼は動物写真家と呼ばれるのを嫌うそうだ)になったのかがわかり、やはり人生はどんな人と出会うかで左右されるのだなとしみじみ。中卒だからとバカにされていた彼の語る人生哲学には頭を垂れざるを得なかった。学校教育になじめない子供や、引きこもり、不登校の子供とその親に読ませてあげたい一冊である。2020/11/25

志村真幸

0
 動物写真家として知られる宮崎学の伝記である。小学校高学年~高校生くらいが対象か。  断崖にロープで身体をくくりつけて何日もワシやタカの写真を狙ったり、何年ものあいだカモシカを追いかけたり、幾度も身体を壊しながらも動物を追うのを諦めなかったり。  あまりにも凄絶な人生で、正直、彼を師匠やお手本にしてはいけないのでは、と疑問に思うくらい。  しかし、それだけのめりこんだからこそ、動物の生態を理解した、生き生きとした写真が撮れるのも事実。  平易な文章で読みやすく、挿絵もいい。 2019/08/09

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