新・ものがたり日本歴史の事件簿
活劇巨編『里見八犬伝』大評判―ベストセラー作家滝沢馬琴の栄光と苦悩

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  • サイズ A5判/ページ数 141p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784652016497
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8321

目次

たとえ目は見えなくなっても(最後の気力をふりしぼって;『八犬伝』人気の秘密)
さまよう若者―自分の道をもとめて(読書と俳句の好きな少年―父の死で波乱がはじまった;戯作者誕生―武士を捨て、ようやく見つけた道)
物語のあゆみ(「文字」の物語と「語り」の物語;江戸にも出版ブームがやって来た;本屋さんをのぞけば江戸の流行がわかる)
戯作ひとすじまっしぐら(出版取り締まり―戯作の世界に幕府監視の目が光る;はじめて戯作の仕事で暮らしをたてた男;兄の死―残された気がかり;燃やしつづけた執念―『八犬伝』と御家人株)
永遠の『八犬伝』

著者等紹介

小西聖一[コニシセイイチ]
1939年生まれ、愛媛県出身。早稲田大学大学院修士課程(日本史)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こひた

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失明、息子の嫁を代筆としてトレーニング(という入りで興味がわく本書構成)。武士と医学者には失敗、師が山東京伝、作家が本業たりえない時代だった(戯作の著作権が弱い)、蔦屋(鶴屋)の文化人育成場としての役割。口伝→貴族向け物語→室町庶民向けおとぎ草子(劇画、絵本)→江戸出版革命、浮世絵と仮名草子、西の井原西鶴、俳句本、往来ものa寺子屋、参勤交代と地本→田沼経済、草双紙(西浮世草子に対応)、合巻で長編に→文化と流行の爆発から幕府の統制松平定信、貸本屋(→前田愛著のネタ)、専業潤筆。2015/12/21

山下 陽一郎

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南総里見八犬伝執筆の舞台裏が分かった2012/07/27

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