出版社内容情報
ドングリ山の山姥こと、やまんばあさんは296歳。今から150年前、はじめて海に行ったんだ。サメを昼ごはんにしようとしたり、嵐の海で漁船を助けたり
、ますますパワーアップしたスーパーおばあさんがすごい。表題作の他、「やまんばあさんのクリスマス」など全部で3作収録。 小学校低学年~小学校高学年
内容説明
ドングリ山のてっぺんに、やまんばあさんという一人の山姥が住んでいた。年は二百九十六歳。だけど、やまんばあさんは、ものすごく元気で、おっそろしく力持ちだった。
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年、東京に生まれる。和光大学人文学部文学科卒業。『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞受賞、「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で新美南吉児童文学賞を受賞、『空につづく神話』(偕成社)でサンケイ児童出版文化賞受賞、『やまんば山のモッコたち』(福音館書店)がIBBYオナーリスト2002文学作品に選ばれる
大島妙子[オオシマタエコ]
1959年、東京に生まれる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うっきー
5
引き続きこのシリーズ第3段2017/06/04
Misa
5
子どもに読み聞かせを頼まれたものの、音読するにはちょっと長いので、内心いやだ・・・と思ったのですが、読みながら子どもと一緒に爆笑し楽しく読み終えました。山間部育ちの私は、こどもの頃 おやんちゃ言うと山姥がくるよ!と言われ怯えていましたが、こんなお茶目でパワフルなやまんばあさんなら、会ってみたい。シリーズの絵本もおすすめ。2012/01/12
あられ
2
いいなあ、296年間一度も春が来なかったことがない 元気なやまんばあさんにいわれるとそうだよなあと思える 2021/06/28
バタフライ
2
図書館で借りてきて、長男と毎日少しずつ読んでいたが、返却期限に間に合わせるのに、最後、追い込み30分音読。ふぅ。でも、相変わらず、小学生の心を掴む良い本だ。2014/03/08
はるちゃん
1
~やまんばあさん海へ行く~ やまんばあさんがすっごく怪力だということが伝わってきた。本当に山姥がいたら、どうなるんだろう?2019/10/06