出版社内容情報
春夏秋冬、季節ごとにステキな糸をさがし出しては、心どきどき不思議をあみこむナナさん。カラフルな絵もたっぷりのファンタジー。 小学校高学年
内容説明
ナナさんはあみものやさんです。いとさえあればなんでもできます。いとさえあればふしぎもおきます。いとはいろいろちくちくあみあみ。こころどきどきねがいをあみこむ。春、夏、秋、冬、糸がかなでるSweet Fantasy。カラーイラストレーション満載/「ナナさんのあみあみカタログ」つき。角野栄子+高林麻里コンビ作品第2弾。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
東京に生まれる。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。1960年から2年間ブラジルに滞在。帰国後童話や絵本の創作をはじめる。国際アンデルセン賞国内賞・野間児童文芸賞・小学館文学賞・サンケイ児童出版文化賞大賞・路傍の石文学賞などを受賞
高林麻里[タカバヤシマリ]
東京に生まれる。大妻女子短期大学英文科卒業後、セツモードセミナーに学ぶ。1990年からニューヨーク在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
48
編み物屋のナナさん。自然から糸を取り出して、季節に合わせた編み物をしている。編み物は冬のイメージだが、夏には草の糸など糸集め。編み物が苦手な私にはナナさんが羨ましい。草の糸でカバーを作って欲しいな。絵がピッタリでした。2020/12/17
たまきら
22
編み物が大好きな自分にはほっこり温かい気持ちになる一冊です。マフラーやレッグウォーマーを編む冬も楽しいけれど、ほかの季節にアクリルたわしを作って喜ばれるのもうれしいものです。去年はたくさんの保護猫の中に一匹どうしても毛糸だまを破壊してしまう子がいたなあ。2020/04/03
花林糖
21
(図書館本)何でも編める編み物屋さんのナナさんが主人公。春夏秋冬其々のお話がふんわり肌触りの良い毛糸の様。若葉色の特大帽子、庭の草から作った糸からの作品、夏の浜辺での波からの糸、本当に何でも編めるナナさん羨ましい。ナナさんの編み物カタログがモノクロだったのが残念でした。2021/03/26
なつ
13
とーっても可愛い絵なので(小さい女の子はもう絶対大好きだと思います!)どの挿絵も色がついていたらもっと良かったのになぁと思いました。でも角野栄子さんと高林麻里さんお二人が表現するこの素晴らしい世界の色合いを自分なりに想像して読むのもいいかも?あと、話の展開として恋愛が絡むとは思っていなかったので最後の場面ではキュンキュン!何だかこっちが恥ずかしくなっちゃいました(笑)「僕はサンタなのでクリスマスは大忙し。なのでクリスマスディナーの代わりにお正月のお雑煮を一緒に食べませんか?」こんなお誘い、されてみたーい!2019/12/13
りるふぃー
8
イラストがすごく可愛いです。好きな絵本"チリとチリリ まちのおはなし"を思い出させる メルヘンな世界でした。2017/06/01
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