出版社内容情報
道行く女の子の前に、ライオン、ヘビ、サイが次々と現れてとおせんぼ。女の子はそれぞれと、なぞなぞ、早口言葉、しりとりで勝負して、ピンチをのりきる。機知とユーモアに富むナンセンス童話。
小学校高学年から
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
123
ここにあるのは3つのお話です。ライオンと女の子がなぞなぞで対決をする『なぞなぞライオン』。ヘビと女の子が早口言葉で対決する『ヘビは、はやくち』。サイと女の子がしりとりで対決する『しりとりなサイ』。どれも、唐突というか、野蛮というかすごい展開のお話なのですが、そのシュールさが面白くて、クツクツ笑えてしまうんですよね。1話目の『なぞなぞライオン』は、名作の『ちびくろ・さんぼ』を彷彿とさせる感じですよね。ホットケーキはでてこないのに、なぜでしょうね~。(笑)2015/03/09
かおりんご
45
読み聞かせ(45)絵のない本のよみきかせはどうだろうと思っていたけれど、予想に反して大ウケしました。なぞなぞだったり、早口言葉だったり、しりとりだったりするのが、子供たちに親しみやすいのだと思います。さすがは、佐々木マキさんです。子供たちは、なぜだか動物の味方でした。女の子が意地悪らしい。不思議な受け止め方だなと思いました。これからは、絵本と平行して、児童書の読み聞かせも行っていこうと思います。2015/05/13
mug
40
女の子と動物の頭脳バトル 3戦。 読みながら一緒に考えたり、 参加できるのが楽しかった♪ ライオンと なぞなぞ ヘビと 早口言葉 サイと しりとり 読み聞かせに早口言葉はキツかった… 物語上では上手く言えている設定なのに、 私が読むとカミカミ😂 それにしても こんなに賢い子がいたら驚きだな~😅2022/07/09
♪みどりpiyopiyo♪
32
女の子が森できのこをとっていると、「おまえを食べてやる!」とライオンがとび出してきました。女の子はなぞなぞを出してピンチをきりぬけようとしますが…。■唐突な知恵比べにびっくり 笑! ライオンのほか、ヘビ、サイと女の子の 早口やしりとりでの楽しい知恵くらべ。■あら? この子 きのこちゃんじゃない? 佐々木マキさんの絵本でお馴染みの女の子、初めはお名前なかったんだよね。自立心に溢れ 勇気があって機転が効く、好奇心旺盛なお子ちゃまです。■シリーズ3冊。きのこちゃんの今後の活躍にも期待です☆ (1997年)2017/04/29
江口 浩平@教育委員会
24
【読み聞かせ】 一年生に読み聞かせ3冊目。読書好きの同僚に薦められた一冊ということもあり、子どもたちの反応も上々。女の子が意地悪な動物としりとりや早口言葉で勝負するという構図の短編が3つ収録されており、どれから読んで欲しいか多数決をとって3日に分けて読みました。早口言葉は読み聞かせには不向きで、何度も噛みました。(笑)練習してチャレンジすることをお勧めします。2018/05/06