出版社内容情報
ダウンヒルさんがブタクサがなくクシャミの出ない場所としてイガーとやってきたのがスナズリーさんの家。確かにきれいな庭にはブタクサもないしクシャミも出ないのですが…。 小学校低学年
内容説明
くまのダウンヒルさんがクシャミ病にかかってしまいました。原因は…ブタクサ?…それともまさか、はりねずみ。2つの名前を持つ、ちょっとかわったはりねずみのお話。
著者等紹介
おのりえん[オノリエン]
1959年東京に生まれる。上智大学文学部卒業。同大学院にて心理学を学ぶ。その後、教育相談所の心理相談員として、子どもたちと接する。現在は創作に専念
久本直子[ヒサモトナオコ]
1971年大阪に生まれる。京都市立芸術大学美術学部卒業。同大学院日本画を修了。2001年月刊MOEイラストウィンドウで年間グランプリを受賞する。大阪、神戸を中心にグループ展、個展を開く
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mug
36
くまのダウンヒルさんが クシャミ病にかかってしまった。 庭のブタクサのせいで、 晴れてる日はもう 最悪。 一緒に住んでいる はりねずみ·イガーの 「ブタクサのない ところにいけば、 クシャミは でないよ」 という言葉に、 ダウンヒルさんは スナズリーさんの存在を思い出した。 バンダナをマスク代わりにして、 ブタクサの林を走り抜けて、 無事 スナズリーさんの家へ到着。 すると…2023/01/31
木漏れ日の下
10
はりねずみのイガー二作目。下の子も気に入ったこのシリーズ。今作は前作でお名前だけ出てきたスナズリーさんも登場します。お料理上手で優しいスナズリーさん。「おびんだれはいけません」は面白かった。電気をつけっぱなしの上の子にさっそく「おびんだれはいけません!」と下の子と一緒に言って笑いました(’-’*)ダウンヒルさんとイジーの暮らしの様子が微笑ましくて好きです。持ち手の掛けたマグカップをイジーのお風呂にしちゃうところが娘の好きなところだそうです♪2018/05/19
kazu_tea
6
開いているときは頑張り屋のイガー、まるまっているときは弱気なイジーという2つの名前を持つハリネズミのお話しシリーズ2作目。くまのダウンヒルさんの豪快なクシャミにまつわる話やスナズリーさんのピンチなど、今回も先が気になる展開で楽しく読めました。"おびんだれ"という言葉を初めて知りました。2012/05/15
ゆうわか
5
音読したら楽しかった。お風呂気持ち良さそうだったなぁ。2022/07/28
みとん
3
3を読んでみて面白かったので。ある日、くまのダウンヒルさんがひどい花粉症に。原因はブタクサ?あまりにキツいため、ブタクサの生えてない、スナズリーさんの家へ。イガー・カ・イジーも初。しかし、スナズリーさんも、飼い猫ダイアナもいるのに、ドアが開かない。なんと、スナズリーさんは身動きがとれない状態だった!イガーが救出に向かう。また、スナズリーさんによって、ダウンヒルさんのアレルギーの本当の原因も明らかに。イガーはアレルギーを取り除くために大活躍。・・・それまでのダウンヒルさんの生活が気になるなぁ。2014/01/16