著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。亜細亜大学教授。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1991年路傍の石幼少年文学賞受賞
森田みちよ[モリタミチヨ]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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メープル
12
娘に読み聞かせ。7つのお話。子どものクリスマスの疑問に、お父さんの仕事の同僚の警官が答えてくれる。2人の会話に引き込まれてました。2人の会話だけでは終わらない。素敵な結末でした。2022/12/15
みー
12
男の子と、警察官との会話形式ですすむお話。結構、鋭い思考の持ち主の男の子!!警察官は、上手に男の子の疑問に答えていきます。そんなやり取りが、温かく優しいお話集でした。最後の最後・・明かされる真実に、ビックリでほっこり!図書館本。2016/12/06
こゆ
11
小3に読み聞かせ。男の子と警察官の会話形式で、クリスマスの7つの秘密を警察官が語る。この男の子と同じく、最近サンタさんの存在が半信半疑な息子。子ども達の夢を壊さず、サンタさんの不思議に説明がつけられるので、大人がドキドキせずに読める。最後に警察官の正体のオチが素敵で、息子と二人で笑顔になった。去年は我が家にクリスマスプレゼントを遅配したサンタさん。今年はちゃんと寝ている間に届けてくれるかな( *´艸`)2022/12/18
ヒラP@ehon.gohon
11
クリスマスって考えたら不思議だらけです。 サンタクロースってどんな人? サンタクロースってひとりなの? トナカイって空飛ぶの? 夢を壊さず、夢を膨らますような父親の話が素敵です。 父と子の掛け合いが続けられていきますが、父親もこれだけ機知に富んで、懐が深いと良いですね。 いつ頃まで通用するのだろうかと思いますが、この本に登場する男の子ならば、何歳になっても父親につきあってくれそうですね。2016/12/25
ポラリス
9
男の子の家に来た父の同僚の警察官に、クリスマスに纏わる7つの不思議について質問攻めにするお話。現実的観点からなかなか鋭い指摘をする男の子の指摘にも怯まず、クリスマスについて詳しく語る警察官。二人のやり取りが面白いです。そしてこの警察官の正体は...オチが素敵!2016/12/04