理論社の大長編シリーズ 復刻版
我利馬(ガリバー)の船出 (復刻版)

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784652005477
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

どん底の生活から抜けだそうと船で大海原へ。過酷な航海の果てに漂着した驚異の島で、少年は希望を見つけることができるのか?

内容説明

少年はどん底の暮らしの中、遠くの夢の国に憧れていた。掘っ建て小屋のおっさんのもとで造った「我利馬号」に乗って、独り船出する。過酷な航海の果てに、少年がたどり着いたのは、巨人たちの島だった。傷つきながらも人間の優しさにめざめる少年の姿を描くスケールの大きな感動作。

著者等紹介

灰谷健次郎[ハイタニケンジロウ]
1934年神戸市生まれ。十七年間の小学校教師生活ののち、アジア・沖縄を放浪。1974年『兎の眼』を発表。同作品で山本有三記念「路傍の石」文学賞を受賞。1980年から淡路島に移り住み、その後、沖縄・渡嘉敷島に拠点を移して作家活動をつづける。2006年没

太田大八[オオタダイハチ]
1918年長崎県生まれ。多摩美術学校図案科卒業。絵本や挿画を手がけた本は三百冊以上に及ぶ。1958年小学館絵画賞、1969年アンデルセン賞国内賞、1980年国際アンデルセン賞優良作品賞など受賞多数。油絵やスクラッチ画法、民画風など画風は多彩。日本絵本のレベル向上や絵本を通じての国際交流などに尽力し、日本児童出版美術家連盟、絵本学会、こどもの本WAVEなどを興す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イズム(清瀬泉夢)

3
ファンタジーな世界感と現実の世界感が見事に描かれています。 この本はいずれ自分の子供生まれたら読ませてみたい本です。この本には、差別、慈愛、エゴ、友愛、愛情、そして人間の弱さと強さ、全てが詰まっていると思いました。一読して欲しい本の一つですね。2013/09/02

skr-shower

1
書評で見たのでパラパラと読んでみた。作風は差別等をファンタジーでくるんで、内容はザ・灰谷。今の読書気分には向かない・・・後で読み直そう。2019/09/21

陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙

1
再読。あの頃にしか読み込めない情熱は確かにあるのかもしれない。2013/02/06

chiroleen

0
小学生のころに読んだ本の再読。大人になってから読むとまた作品から感じることが変わった気がする。でも間違いなく影響はしっかり受けているとも思った。2021/01/03

0
学校にありました。面白かったです。

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