出版社内容情報
ピアニスト、オルガニスト、作曲家、哲学者、コミュニケーション作家…グールドという迷宮を探索する。1987年、モントリオール国際学会の研究報告の中から精髄13編を収録。
内容説明
1987年、モントリオールでのグールドをめぐる初の国際学会に寄せられた研究報告の中からその精髄13本を収録。
目次
序論 グレン・グールドという存在をいかにとらえるか
1 創造の戦略(グレン・グールドとフランツ・リスト;〈ヴァリアシォン〉とヴァリアント;グレン・グールド逆説的オルガニスト;グールドの身振り;バッハとオルガンにおけるグールド;唯一のグールド)
2 音楽としてのラジオ(対位法的ラジオ・ドキュメンタリー〈孤独三部作〉;コミュニケーションの作曲家グレン・グールド;グレン・グールドとマス・コミュニケーションをめぐって;グレン・グールド・コレクション;ディオニソス的エクスタシーをもたらすテクノロジー;才能の現われ)
グレン・グールド年譜