出版社内容情報
開戦経緯から戦略・作戦・資源・兵器まで、オールカラーで満載のビジュアルと本質がわかる解説で太平洋戦争が多角的に理解できる決定版!
既刊の『まるごとわかる!太平洋戦争』を中心に、歴史群像編集部が編集してきた他の太平洋戦争関連ムックから厳選した記事を加えて再構成した、入門書としても、学びなおしのためにも好適の1冊。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
好古
1
日独伊の共通点は英仏に比べ近代国家としての統一が遅れ、帝国主義的な植民地獲得に出遅れたことだが、アメリカもまたその意味では中南米や太平洋の島々、フィリピンなどを獲得したのは19世紀末と、日本と同じかそれより遅い帝国主義国家だった。明確な違いは第一次対戦を経て自由主義的な政策にシフトしたこと。つまり中国という「市場」、権益は依然として欲していたものの、思想、イデオロギーの面で前者三国とは相入れない立場になった。国際秩序では勝者がルールを作り、流れを読みルールを上手く利用した国が勝つ。日本は流れを読み損ねた。2025/08/21
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