出版社内容情報
プロは城のココを見ている! 日本の城を知り尽くした二人が、全国の名城から選りすぐった見どころで、城の構造とパーツの役割を詳しく解説。城郭研究の最前線に立つプロ中のプロの見方で、城の本質がわかる城郭本の決定版! あなたの城めぐりをさらに深く充実したものにさせる、知的好奇心を刺激する情報が満載。
内容説明
天守、櫓、城門、御殿、塀、石垣、土塁、堀―全国の名城の“真の見どころ”を詳細解説。城の本質が面白いほどよくわかる!写真・図版280点超。
目次
戦う天守―天守(1)国宝五城
見せる天守―天手(2)重要文化財
復古と装飾の天守―天守(3)
焼失した天守―天守(4)
廃城・解体された天守―天守(5)
天守代用御三階―櫓(1)
三重櫓―櫓(2)
二重櫓―櫓(3)
平櫓・多門櫓―櫓(4)
櫓門―城門(1)
高麗門・薬医門・埋門―城門(2)
御殿 構造と役割―御殿(1)
御殿―御殿(2)
塀―土塀・板塀・築地塀・練塀
蔵・厩
井戸・井戸屋形
狭間・石落
橋・番所
刻印―石垣(1)
石垣構築技術の普及―石垣(2)
土塁
水堀―堀(1)
空堀―堀(2)
復元された城
すべてのパーツが揃う彦根城
著者等紹介
加藤理文[カトウマサフミ]
城郭研究家。1958年、静岡県生まれ。駒沢大学文学部歴史学科卒業。広島大学にて学位(文学博士)取得。静岡県教育委員会を経て、現在、袋井市立浅羽中学校教諭。公益財団法人日本城郭協会理事・学術委員会副委員長。特に織豊系城郭が専門
中井均[ナカイヒトシ]
城郭研究家、考古学者、滋賀県立大学名誉教授。1955年、大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。米原市教委員会、長浜市長浜城歴史博物館館長を経て、滋賀県立大学教授となり2021年に退官。公益財団法人日本城郭協会評議員。織豊期城郭研究会代表。特に中・近世城館が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。