内容説明
今から1800年前の中国大陸―栄華を誇った巨大帝国が朽ち果てて崩壊していく中で戦いの幕が切って落とされる。時代を超えて世界中で愛される三国志の歴史と物語を徹底的にわかりやすく解説。初心者もこれまで苦手だった人もこの一冊で三国志がわかる!オールカラー。
目次
第1章 三国志の世界へ
第2章 大帝国の黄昏
第3章 群雄割拠の時代
第4章 天下三分に向けて
第5章 三国の形成と英雄たちの死
第6章 残された者たちの戦い
第7章 三国の滅亡と新しい時代
著者等紹介
渡邊義浩[ワタナベヨシヒロ]
1962年、東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究史学修了。文学博士。専攻は古典中国学。現在、早稲田大学理事・文学学術院教授。大隈記念早稲田佐賀学園理事長も務める。おもに漢から六朝にかけての政治・思想を研究する一方、三国志に関する一般向け書籍の執筆や講演なども精力的に行う。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MUSAN11383594
2
初心者向けに簡単で分かりやすい概説と図説で説明している良書であると思う。本文自体もとても分かりやすいが、左上に二行で見開きページの要約をしている点や、固有名詞がどのページで解説されていたかが書いてあるのでとても親切な内容だった。全く三国志を知らない人に布教する際にお勧めしたい最初の一冊にしたいと思う。
なりぶぅ
1
やっと読み終わった…。図解もあるから楽勝と思ったのに、やはり私の歴史アレルギーは侮れん。でも以前に比べると少し三国志の面白さに目覚めたような気がする。漫画だったらもっとイケるかもしれない。しかし登場人物が多いのでもさ苦しい男達の絵面はちょっとね…。イケメンばかりの三国志を漫画で描いているのはないかな。2021/02/27
さほ
0
三国志の長い小説を読んでいると、戦の名前、内容、起こった時期の記憶が曖昧になるので、手元に置いてサラッと復習するのに良い。2025/06/14