内容説明
量子論でテレポーテーションが可能になる!?ついに発見された「神の粒子」!?宇宙はひとつだけではなかった!?マルチバースの世界…ミクロから宇宙まで、量子の謎から世界がわかる!
目次
第1章 量子論の世界へようこそ
第2章 量子論はこうして誕生した
第3章 物理学を塗り替えた前期量子論
第4章 確立された量子力学の世界
第5章 量子論のさらなる飛躍
第6章 量子論と宇宙
第7章 量子論が生み出す最新技術
第8章 量子論とSFの世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホイミン
2
★★★ 分かりやすい。しっかり順を追って説明してくれるので、今まで断片的に見てきた量子論の内容がひとつの流れとして捉えやすい(内容を理解できてるかどうかは別として)。 こんな本が600円で読めるとは。コンビニで衝動買いしてよかった。2021/04/04
Go Extreme
1
量子革命の始まり 光は媒質を持たない波 エネルギーの量子化 神はサイコロを振らない 波束の収縮 物質波の発見 排他原理 確率解釈 不確定性原理 シュレーディンガーの猫 対称性の自発的な破れ ディラックの海 場の量子論 超ひも理論の振動 4種類の基本的相互作用 余剰次元 ボーズ=アインシュタイン凝縮 マルチバースの可能性 干渉縞の観測 プランク定数の発見 原子核の発見 光電効果の説明 事象の地平線 エーテルの否定 定常状態の電子 トンネル効果 空間のゆがみ オムニバス的説明 重力子の流出 特異点の存在2025/05/12
かげとら
1
知人に勧められて購入して読みました。 一・二章は、知らない事が簡単な表現で記載されており、楽しく読み進める事が出来ました。 途中からは、少し難解な所もありましたが価格の割には情報も多くコスパが良い書籍と思います。 一番興味深かったのは、宇宙の始まりです。 古事記・日本書紀に通じる話で楽しかったです。 また少し時間をおいて、再読しょうと思います。2025/01/11
ハム太郎
1
いかにも俗っぽい大衆向け科学読み物の体裁であまり期待していなかったが,意外なほどしっかりした内容.量子論の歴史的発展を概観するにはちょうどよい.2024/08/06
Y
1
量子論について軽く知りたいけど難しい数式はいやという人におすすめ。SF小説や映画でも量子論の知識が必要な場合があるのでSF好きにもおすすめ。先にレビューしてるお二方も書いておられるが、これが600円+税は非常に安い、お買い得。私は中盤あたりまでは何とか理解できた気がするが、不確定性原理が出てくるあたりからよく分からなくなってきて、フェルミ粒子・ボース粒子あたりから理解をあきらめました。量子の世界は一般的な物理法則ではイメージできないところが難しい。2023/11/19