目次
人間と世界を見る眼―近現代ドイツ哲学に学ぶ
1 カントと形而上学
2 カント倫理学における二元論の陥穽と「理性の事実」
3 カントとライプニッツ―「宇宙を映す鏡」の時空表現性
4 原因とは何か―カント・ヒュームを批判しつつ
5 超越論的自我論への途上にて―カスタニェーダの場合
6 フィヒテの自我論―現代的議論を踏まえて
7 シェリングからニーチェへ―一九世紀ディオニュソス哲学史の地下通路
8 関係における自己認識―フィヒテ、ヘルダーリン、ヘーゲルにおける「生」の再構成
9 道徳の根拠をめぐる問い―カントとヘーゲルの対立を超えて
著者等紹介
千田義光[チダヨシテル]
1943年生、国学院大学教授
久保陽一[クボヨウイチ]
1943年中国・上海市生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、文学博士。駒沢大学文学部教授
高山守[タカヤママモル]
1948年東京都生。東京大学人文科学研究科博士課程中退。文学博士。東京大学教授
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