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目次
図書館専門職の出現と古文書学校
メリメと図書館
レオポル・ドリルの図書館思想
ウジェーヌ・モレル―二十世紀の図書館への序幕
ウジェーヌ・モレルと新しい図書館像の受容
パリ市立児童図書館「たのしいひととき」の誕生とその周辺
パリ図書館学校(1924年‐1929年)
著者等紹介
赤星隆子[アカホシタカコ]
東京都生。図書館情報大学教授。学習院大学文学部卒業後、文部省図書館職員養成所卒。フランス国立高等図書館学校卒。ウエスタンミシガン大学・大学院修了
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感想・レビュー
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志村真幸
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フランスの近代図書館史をテーマとする7篇の論文を集めて一冊としたもの。グランゼコールのひとつである古文書学校の歴史をたどったり、小説家のメリメが大英博物館をお手本にフランスの図書館を近代化しようとしていたり、19世紀末の図書館界の大立者であるレオポル・ドリルの事績を再評価したり、パリ市立児童図書館の成立過程を整理したり、アメリカの援助で戦間期に設けられたパリ図書館学校を扱ったり。 しかし、フランスの図書館史が見えてくるような内容ではない。ごく限られた専門研究者を対象読者とした本となっている。 2023/08/12