内容説明
本書は、日本が長く範としてきた英国民主主義の仕組みと動態を、九七年総選挙から政権交代まで同時進行の形で検証した読売新聞の連載「検証英国の民主主義」を圧縮再構成したものである。
目次
第1部 政党政治の実際(野党党首と決闘;選定柔軟な保守党;面接で試す労働党 ほか)
第2部 選挙戦(逆境の中“党首戦”に闘志;“主役”降りる戸別訪問;「マニフェスト」の闘い ほか)
第3部 政権交代(労働党大勝;「影の内閣」厚遇と重責;官僚情報も失う保守党 ほか)
第4部 党大会(下部の声反映で活性化;脱労組が課題、労働党;保守党の党内融和、前途多難 ほか)