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内容説明
丸の内にガラスの雨が降った!戦慄の企業連続爆破事件。反日の狼煙を上げた“狼”部隊の真実に迫るドキュメント。
目次
第1章 死の機会を逸して
第2章 釧路・大阪・東京
第3章 狼の誕生
第4章 都内非常事態宣言
第5章 虹作戦
第6章 死刑宣告
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
14
彼らは真面目すぎたんだろう。2015/09/17
ポルポ・ウィズ・バナナ
6
東アジア反日武装戦線の活動は失敗に終わり、その後「日帝」支配は続き、さらにはその支配構造に疑問を持つ人は減っていく/精度を弱めていく。結果どうなったかというと「日帝」はかつての栄光を夢見るだけの腐敗国家になりさがり急速に国力を失っている。いまやかつての従属国は帝国に頼る必要なんてない──なんちゅう皮肉なんだ。2024/07/28
コデラ
0
全共闘の学生達は、自らが大学生であるという「特権」を否定して闘ったが、反日武装戦線の彼等は更に進んで、自らが「日本人」であるという「特権」をも否定した点で、自己否定は徹底していた。(p.178) ぼくらは、人民という生きている具体的な存在を、人民あるいは大衆という概念でのみ理解していたのです。つまり、一人一人違った顔、名前、ぬくもりを持ち、違った生活を営んでいる人たちを、人民、あるいは大衆という概念で一括りに規定して、それでいいものと思っていたのです。こうしてぼくらの観念性は、三菱重工爆破の結果、八人の死2025/01/07