内容説明
大金持ちのお公家さんの未亡人が、あり余る財産を、人知れず社会に還元しようと思い立つ。そこで目を付けたのが“競馬”。というわけで、当てないつもりで大量に馬券を買ってみれば、ままにならぬが勝負事。ウッカリ手にした的中馬券がなんと50億円。本物の競馬小説、本物のユーモア小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
蛇の婿
2
あくまで競馬をテーマに、勝つことが目的ではなく、負けることを目的として馬券を買う、という非常に変わった主題を掲げて書かれた第1次競馬ブームの頃のユウモア小説ですw登場人物の中でうらら未亡人、白木先生、おまきさん、そして端役ながらネタネの丹次がとてもいい味を出していてとても面白いwwwあとがきで書かれているように、馬主となったうらら未亡人の続編がとても読みたいところ…作者の赤木駿介さん…2025年現在まだ存命のようですが…もうさすがに執筆はされておられないようで…とても楽しく、愉しく読了…2025/08/13




