竹書房文庫<br> ハロウィン

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竹書房文庫
ハロウィン

  • ISBN:9784801918375

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内容説明

『IT/“それ”が見えたら、終わり。』に次ぐ大ヒット
世界が震撼した《究極のショッキング・ホラー》
恐怖映画の金字塔『ハロウィン』=“ブギーマン”が
40年の時を経て、現代に蘇る――

動機不明
感情不明
人知を超えた怪力
そして不死身――

ホラー映画界の鬼才ジョン・カーペンター監督が生み出した『ハロウィン』(1978)は恐怖の化身“ブギーマン”と象徴的な音楽で全米を震撼させた。
世界的な脚光を浴びた本作は以降のホラー映画に多大なる影響を与え続けている。公開から40年の時を経て、遂に究極のショッキングホラーが解き放たれる!!

映画『ハロウィン』2019年4月12日(金)全国ロードショー! ユニバーサル映画 配給:パルコ

恐怖は、気配を消して近づいてくる。
〈あらすじ〉1978年、ハロウィンの夜。殺人鬼マイケル・マイヤーズが精神病棟から脱走し、街の人々を殺害する事件が発生。彼の目的はひとりの女子高生ローリー・ストロードの命だった。すんでのところでマイケルは射殺されローリーは事件で唯一の生存者となった。この事件を知る人々は畏怖の念を込めて彼を“ブギーマン”と名付けた。40年の時を経た2018年、ハロウィンの夜。精神病棟を移送中に事故が発生し、マイケルは再び行方をくらます。街で起きる恐るべき殺人事件。ローリーは、街に解き放たれた“ブギーマン”と対峙することを決意。恐怖に満ちたハロウィンの夜が始まる――。

著者について

ジョン・パサレラ John Passarella
共同執筆した『Wither』でホラー作家協会主催の権威あるブラム・ストーカー賞の最優秀処女長編賞を受賞。同作はコロンビア・ピクチャーズが出版前の先買入札で映画化権を獲得した。他の著書に『Withers Rain』『Withers Legacy』『Kindred Spirit』『Shimmer』がある。他に『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』『GRIMM/グリム』『吸血キラー/聖少女バフィー(バフィー ~恋する十字架~)』『エンジェル』といったドラマシリーズのオリジナル小説を手がけている。。2012年1月、パサレラは初の短編小説集『Exit Strategy & Others』を上梓。本書『ハロウィン』は14冊目の著作にあたる。
ホラー作家協会、国際スリラー作家協会、国際メディアタイアップ作家協会の会員であるパサレラは、ニュージャージー州南部に妻と子どもたち、2匹の犬と暮らす。AuthorPromo.comを運営し、ウェブデザイナーとして多数の、主に作家たちをクライアントに持つ。
公式ウェブサイトにて、author@passarella.com宛てに電子メールを送って無料のニュースレターに登録すると、著者の本や記事に関する最新情報を入手できる。Twitterのアカウントは @JohnPassarella。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

68
1978年に公開された『ハロウィン』。ホラー映画の傑作。そして、2018年10月に続編がアメリカで公開された。本書は、その公式小説。あの悪夢の『ベビーシッター殺人事件』から40年後。当時、唯一の生き残りローリーとブギーマンとの二度目の対決を読める。子供の頃、洋画劇場でホラー映画好きの母親に無理矢理見せられ、以来ハロウィンの日は外に出ないで過ごす私。怖いもの見たさと、今度こそブギーマンの息の根を…と期待大。40年、歳を重ねたはずの2人の死闘は凄まじい。特に後半はスピード感があり息つく暇もない。1512019/05/07

HANA

64
「ハロウィン」といえば皆が知る名作ホラー映画。その続編のノベライズ。映画は見たいけど近場でやっている所が無いため、これで渇を癒すため読み始めたんだけど。これが面白いのである。おそらく映画だと描写されていない登場人物の内面が描かれているため、各登場人物の動きに統合性が出てきている。惜しらむはマイケルの内面に踏み込んだ部分が少々ある事。やっぱり彼は正体不明動機不明の絶対殺人者であって欲しいなあ。それでも肝心のスラッシャー場面は派手さはないものの、引き込ませて読ませる出来。あぁ、やっぱり映画を見に行きたいなあ。2019/05/17

あじ

34
旧式殺人鬼【ブギーマン】再起動。原作と“彼”のブレないスタンスに泣ける。そして“彼”のこだわりにこっそり笑う。ホラーの生き字引『ハロウィン』がここに忠実に甦る。生き残った奴を逃しはしない…。★3/5 2019/06/06

さといも

18
映画ハロウィン(1978)の続編映画公式小説。この映画シリーズからこのスラッシャー世界が好きになったと言っても過言ではありません。主人公は不死身の殺人鬼ブギーマン。彼がいる場所には凄惨な血と恐怖の匂いがまとわりつきます。殺し方もパワフル。しかも、小説なのにもかかわらず、「後ろ!後ろ!」とか「そっち行っちゃダメ!逃げてって!」とか盛り上がりました。ブギーマンは邪悪としか表現できませんが、色々考えて殺していく殺人鬼より、ただ殺す。こんなブギーマンが大好きです。2019/05/12

Moca

14
若干、面白いシーンはあるけれども、よくある脅かし方とグログロシーンの表現はこの小説に再現されている。 映画のシーンはどんな内容だったのかは忘れたけれども、この本書を読むことによって、こんなシーンあったなぁと思い出しました。 殆ど、アゴが外れるグログロの遺体シーンが多いなぁ。 普通、こんな刺されていても、アゴが外れないはず。2021/02/24

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