目次
大正の新聞が報じた電車内の迷惑行為
タクシー事始め―辻待自動車と朦朧自動車
「くるまの都」にさっそうと登場した「赤バイ」
映画大ヒット、“模倣犯”が続出した「ジゴマ」
大正時代にも新聞をにぎわせた不透明な機密費
米大統領も急死、大規模化した食中毒
大正の成金ブーム
八十年前の大失業時代
マダムと野球―新聞に描かれた竹久夢二
「男やもめ」になった恋多き男―続・竹久夢二〔ほか〕
感想・レビュー
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ささ
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■タイトルの通り、大正時代のこぼれ話が20件。電車の迷惑行為、辻待ち自動車と朦朧自動車、赤バイ、模倣犯が続出したジゴマ、不透明な機密費、大規模化した食中毒、成金ブーム、大失業時代、竹久夢二、鬼熊、力士のスト、ラジオ放送事始め、身の上相談、震災ボランティア、不穏当な関東大震災の報道。朦朧タクシー(モグリのタクシー)・アメリカ大統領の食中毒(カニ缶!)の際、日本のカニ缶という誤報により問い合わせが相次いだ件、白バイの元となった赤バイの存在、ジゴマが映画・小説とメディア展開をする件、力士のストが興味深かった。2014/12/05
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