出版社内容情報
〝義と筋目の武将〟と評される上杉謙信。関東諸将の要請に応じて繰り返し出兵した「越山」には、彼と東国の戦国史にとっていかなる意味があったのか。越後の長尾氏の覇権確立、「関東管領体制」の挫折、北条・武田ら有力大名の同盟と衝突、後継者争いまで、謙信の書状に浮かぶ心の内を読み解きながら関東の戦国争乱を辿り、新たな実像に迫る。
内容説明
“義と筋目の武将”と評される上杉謙信。関東諸将の要請に応じて繰り返し出兵した「越山」にはいかなる歴史的意味があったのか。謙信の書状に浮かぶ心の内を探りつつ関東の戦国争乱を辿り、新たな実像に迫る。
目次
上杉謙信のイメージ―プロローグ
越後上杉氏と関東
長尾為景と関東
長尾景虎の覇権確立
「関東管領体制」の挫折
越相同盟の成立と崩壊
上杉謙信の「遺産」と波紋
関東管領から普通の戦国大名へ―エピローグ
著者等紹介
池享[イケススム]
1950年、新潟県に生まれる。現在、一橋大学名誉教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MUNEKAZ
18
タイトルから謙信の書状類なんかにフォーカスした内容かと思いきや、上杉家を中心にした関東戦国史のまとめであった。コンパクトにまとまっているが、最近の上杉氏関連や謙信に関する研究の進展を考えると、正直ちょっと物足りないかな。とりあえず著者は、謙信の才覚は認めるが、伝統的権威に依った関東支配には批判的で辛口の評価。ただこの権威マシマシで大上段に振りかぶった建前と、なんだか愚痴っぽくわがままで隙が見え隠れする本音の差が、謙信の人間味というかライバルたちにはない魅力の一つだとは思う。2024/11/23
デンジャラスゾンビ
4
https://humaniste.jp/blog/y-ehl006_x2025/09/04
長重
2
久しぶりの謙信本でしたが、前半の上杉氏&長尾氏が如何にして関東に勢力を築き、長尾為景が越後にて下剋上を起こし、その野望が潰えたのかについては、知らない話も多く興味深かったですが、後半の謙信メインの話は、有名なエピソードの中に、謙信書状を著者の方の現代語訳で挿入する形で書かれていて、歴史書籍としての信頼性に疑問符が着く作りでは?と感じたし、最近の説をあまり採用されてない様にも感じられ、上杉謙信への辛口評価も含めて人を選びそうな本って印象を受けました。 2025/12/25
ギズモ。
2
図書館本。上杉家のはじまりはがややこしかった😅とりあえず山内上杉と扇谷上杉だけは覚えた😘2024/11/06




